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青き碧の仲間たち  作者: 高階闇堂
寮生活、初日と2日目の合間の幕間。
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23/25

寮生活、2日目…の前に。Side成美

昼間、春海と誠伍に詰め寄られた勢いで口に出してしまった言葉が、今でも頭の中をぐるぐる回っている。


「ぼく、あの子の事、本気で好きになっちゃんたんだもんっ!」


口にする前まで、言語化できなかった感情だった。


直接会うまでは、本当に、ドッキリの範疇を超えるつもりは全くなかった。これだけは真実だった。

初対面のインパクトで驚かせて。

自分の見た目を最大限に活用して、誘惑して、ドキドキさせて。

内心、勢いで襲われちゃっても、それはそれで楽しそうだよね、って思いながら。


だが。

窓から入り、驚かせて、その顔を見た瞬間、()()()()()()()()()()()


真っ先に去来した思いが、

─────可愛い


次に、

─────どうしよう


そして、ついに頭の中で、

─────()()() ()


その思いだけが、頭の中で回っていた。

多分、それだけで熱に浮かされていたんだろう。

気が付いたら、距離を詰めていて。

押し倒して。

キスまでして。

舌まで入れて。


そして、その相手から悲鳴とともに突き飛ばされた。

床に倒れて、頭をぶつけて。

誠伍に蹴られ、怒鳴られ。

春海にも土下座させられながら怒鳴られて。

一日二人の部屋に閉じ込められてても。

まだ、自分が何故こんな事をしたのか、まったくわかってなかったのに。


勢いにつられて、口に出してしまったことで。

─────ああ、ぼくは─────

()()()()()()()()()()()()─────


やっと、腑に落ちた。


そして、同時にわかってしまった。

あの子があんな顔した理由も。

悲鳴を上げ、突き飛ばされたのも。


ぼくが、怖かったんだ─────

今更になって、思い知った。

幕間的な要素はここまで。次回から本編に戻ります。

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