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亡骸と遺品

死世界の樹海からお城への帰り道


3人の猫たちは本の材料である紙を運んでいると。

森のこかげから巨大な紙食い虫3体が襲いかかってきた。


シールドにゃんはすばやくピカピカに磨かれた銀の盾を

構えて応戦した。


シールドにゃん

「この銀の盾でおまもりします!さあにげてください!」


巨大な紙くい虫はシードにゃんをはげしく攻撃したが

シールドにゃんの銀の盾による華麗なるパリィで

攻撃をすべてはじきとばした。


エレーナ

「おみごと!」


イリーナ

「おねえさま!シールドにゃんにまかせて逃げますわよ!」


巨大な紙くい虫は仲間を呼んだ。

巨大な紙くい虫ファミリー10体があらわれた


にげられない!



エレーナ

「はは、なんかいつもよりLvが高いような。」


シールドにゃん

「はい!いつもより攻撃がおもいです!」


イリーナ

「はやめに手をうったほうがよさそうね。。」


イリーナは何枚か紙をとりだしてパラライズの香りを

紙にこめてばらまいた。


紙食い虫はイリーナのまいた紙にとっさに食らいついた。


シールドにゃん

「よほど、おなかがへっているようですね。」


エレーナ

「木を切って怒っているのかも

 荷台がおもすぎるし紙を半分だけおいて

 逃げるというのはどうかな。」


イリーナ

「よい考えですわ、パラライズの効果が切れたあとに

 逃げるのにも邪魔になりますわ。」


シールドにゃん

「それに!おなかがみたされれば

 おそってくる理由もなくなるかもです。」


エレーナとイリーナは荷台から紙をおろすと。

シールドにゃんたちはにげだした。


シールドにゃん

「追手は、、きません、、、

 ここまでくれば大丈夫そうですね。

 ん、人がたおれています!大丈夫ですか?」


マスターにゃんこ

「みずをくれにゃ。。。ばたり」


エレーナ

「おばあさん!大丈夫ですか?はい!みずです!」


マスターにゃんこは

みずを飲むと、バタリと意識をうしなった。


イリーナ

「荷台に乗せてはやく、街にもどりましょう。」


よっこらっしょっと、シールドにゃんは

えだきのような軽い老体を荷台にのせると。

荷車を引いて、いそいでお城に戻った。


シールドにゃん

「もうすぐお城につきますよ、がんばってください!」

シールドにゃんたちは城下町の医者にかけこんだ。


チーン


医者エルフ

「ざんねんですが、おばあさんは

 おなくなりになりました。」


シールドにゃん

「おばあちゃん。。。たすけられなくてごめんなさい。。。

 わたくしががんばって荷台を引いて

 もうすこし早くつければ。。」


イリーナ

「シールド、そんなに、自分をせめてもしかたないわ。」


エレーナ

「おばさん、、最後のおみず、、おいしかったかな。。?」


ますたーにゃんこの亡骸はぼろぼろだが

顔はやすらかにほほえんでいた。

亡骸をひきとると、エレーナとイリーナは遺品を整理した。

・ボロボロの黒いコート

・ボロボロの手帳

・一枚の銅の硬貨

・へんな草

を手に入れた。

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