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世界がアップデートされたって? 〜地球に突如現れた迷宮、13年以内に攻略しないと大魔王が攻めてくるらしいです〜  作者: 青井あげは


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 おはようございます。今日も良い天気です。


 今日は連休の最終日。昨日迷宮から帰ってきたのが19時を超えてて、疲れてたのかお風呂入ってご飯食べたらすぐ寝ちゃったんだよね。

 でも、スキルのお陰か寝たらスッキリ、疲れも残さず快適に起きられるんだけど、私のスキルってこっちでも普通に発動してるみたいなんだよね。不思議~。


 そう言えば、スタンピード?とかの件で早めに切り上げてきたけど、今日は迷宮に行くのかな。

 とりあえず、朝ご飯食べたら友希ちゃんに、相談してみよう。

 パジャマから普段着に着替えて、一階のリビングに向かう。

 そこには、いつも通り家族、と何故か友希ちゃんが朝御飯を食べていた。


「あ、ほのかおはよう!はやく食べないとご飯冷めちゃうよ!」

「なんで友希ちゃんが家で朝御飯食べてるの~!」

「まぁ、良いから良いから、座りなよ」

 友希ちゃんがお箸をもった手で手招きする。

 行儀わるいなぁ。


 食卓に座った私に、友希ちゃんが顔を寄せて手招きする。

「なに?」

「昨日ね、土屋さん達から連絡が来たの。スタンピードの件で、向こうで話そうって。」

「え?でも、土屋さん達って結構先に進んでるんじゃ。」


 土屋さんはこの辺では1番前線を行っているチームの一人だ。

 2層の塔攻略時に一緒に一緒になって、今は3階層の塔攻略の準備をしていたはず。


「昨日の村まで来てくれるって。一応ほのかにも確認とらないとって伝えてはいるんだけど、行くって言って良いよね?」

「別に良いけどなんだろ?」

「さぁ?それも含めて会って話してみれば分かるでしょ。んじゃ、OKって返事しておくね!」


 友希ちゃんはそれだけ言うと、朝ご飯を掻き込んで終わらせる。

「美琴ねえさん、ごちそうさま~!ほのか、また後でね!」


 そう言って帰って行った。

 慌ただしいけど、友希ちゃんらしい。


 この連休は元々今日まで迷宮に行く予定だったし、向こうから会いに来てくれるっていうなら問題ないと思うけど、スタンピードについてって何の話しだろ?

 と言うか、いつ土屋さんと連絡先交換してたんだろ。


 まあいっか。とりあえず私も朝御飯終わらせて、準備しなきゃね。

 と言っても今回は日帰りだから、サクッと準備を終わらせる。



 それから友希ちゃんと二人でいつものようにゲートを潜り、マイルームで準備をして、昨日解放した村のゲートにでる。

 村の広場には、探索者が数名集まっていてた。


「お、来たな。」

 そう言って180センチ超えの長身の男が近づいてくる。


「あ、土屋さん。お久しぶりー。」

「お久しぶりです。」


 友希ちゃんが土屋さんに挨拶するのに合わせて、私も挨拶をする。


「おう、久しぶり。もう少し待ってくれるか?あと一組来る予定なんだ。っと、ちょうど来たかな。」

 そう言って土屋さんが向いた方向を見ると、ゲートの光が現れてそこから出てきたのは、昨日村長宅の前で会った剣士風の格好をした人達の、3人組だ。


「あ、土屋さんお待たせ、って昨日の子供達じゃん。」

「何だダイキ、知り合いか?」


 土屋さんが私達と剣士さん改めダイキさんを交互に見て訪ねる。


「いや、知り合いって程でもないんっすけど、こいつらも一緒に?」

「ああ、詳しくはあっちの店で座って話そうか。」


 そう言って、簡素な食堂に向かいそれぞれ席についた所で土屋さんが話し始める。


「それじゃあ、それぞれ面識はありそうだが、改めて紹介からだな。俺は土屋彰人、パーティー大地の騎士団のリーダーをやっている。メンバーは今6人いるが、今日来てるのは俺とこの竹田、東間の三人だけだな。」


 竹田と呼ばれた人は色白でガッチリした体型の人で、東間は土屋さんに劣らない黒髪長身の人だ。


「で、そっちがダイキとソラタ、ショウコの三人だな。」

「おう、俺がドミトリオのリーダー、日浦大樹だ。よろしくな。」


「で、そっちかユウキとホノカだな。」

「はい。二人でパーティー希望の花(仮)を登録して、あたしがリーダーやってる友希です。よろしくです。」

「(仮)?」


 やっぱり「(仮)の部分引っ掛かるよね。土屋さんが何だそれ?と言った顔で見てくる。


「いや、何にも思い付かなかったんで、とりあえず仮でパーティー名付けたんで、変更する予定なんだよね。」


「そうか。よし、紹介も済んだし本題にはいるが、スタンピードか来週発生するのは皆知ってるな。」


 土屋さんの問いかけに皆頷いて返す。


「でだ、この近辺のルートでは3層はまだ解放したばかりだ。その為この辺で活動している探索者も少く、解放ゲートの数も少なく、モンスターも分散せず向かってくると予想している。」


「そうっすね。つまり、協力してスタンピードを攻略しようってことっすよね?」

「そうだ、ダイキ。でだ、迎え撃つのにここから二つ先の村、塔にもっとも近い場所で行いたい。理由としては、最前線のラインを下げたくない事と、スタンピードを乗り越えた後も塔のボスをこの協力体制で行いたいと思っている。」


 そこまで説明を黙って聞いてい友希ちゃんが、軽く手を上げて質問する。

「ちょっと良い?あたし達はまだこの村に着いたばかりで、普段学校にも行っているから来週にそこまで行くのは難しいかな。そっちの、えーとダイキさん達も同じじゃないかな?」

 ダイキさんも頷いている。


「うむ。その為に俺達大地の騎士団のメンバーが二人、今日ここに着いてきてる。」

「どういうこと?」

「先日追加されたパーティーのシステムを利用する。」


 つまりこういうことだ。

 土屋さん達のメンバーが私達のパーティーに参加する事で、解放済みのゲートは共有される。

 一旦迷宮からでた後、私達が件の村近くの野良ゲートで迷宮に入り、村に向かった後、私達のパーティーから抜ける。

 メンバーが抜けた後、解放済みのゲートの共有は解除されるが、村に到達しているので、そこでゲートの解放をする、と言うことだそうだ。

 抜けたメンバーも、3日のインターバルがケイカスレバ再度土屋さん達のパーティーに参加できるので、それでスタンピードまでに間に合う計算だ。


「この二人は、と言うか実は俺達はまだパーティー登録をしていない。だから、問題なければ今からでもパーティー参加可能だ。どうする?」


「どうせ参加するなら、協力した方が効率も安全面もたかいよな。良いっすよ、ドミトリオはその案にのります。」

「うむ。そっちはどうする?」


 友希ちゃんがいいよね?と目線で確認を取ってくるので、頷いて返す。

「あたし達も参加します。」

「よし、それじゃあ早速パーティーの登録に行くか。」


 それからパーティーの登録を行い、大地の騎士団先導で近場の野良ゲートに向かう。

 3パーティー分で移動しているので、敵もサクッと倒してしまい、2時間ほどで野良ゲートまでたどり着く。


「よし、ここから一旦出る。入るときは一度パーティールームで待っていてくれ。ドミトリオの方は竹田が、希望の花(仮)は東間がどのゲートか説明する。」


 私達はその説明に頷いたあと、順次迷宮から帰還する。

 帰還後、再度迷宮に入りパーティールームに入ると、東間さんと友希ちゃんが待っていた。


「オーケ、じゃ早速入りますか。入るときだけど、選ぶのは「13-3-13028」を選んでね。」


 東間さんに言われた番号のゲートを選択して入る。

 入ると、土屋さんは既に来ていて、ドミトリオの人も順次ゲートから出てきていた。


「よし、揃ったな。ここからまた2~3時間ほど移動したら村に通達する。ここはさっきの場所より奥になってるから、モンスターも強くなってる。油断しないように。」


 それから移動して、村まで無事にたどり着く。

 道中、モンスターも出たけど土屋さんの索敵と反応が凄かった。まるで、後ろも見えているかのような。

 あれも友希ちゃんみたいにジョブスキルの索敵スキルとかなのかな。


「よし、これでひとまずゲートの解放は完了だ。」


 そとあと、作戦やレベル上げなんかの協力に関して等、今後の話をしてその日は解散した。

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