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第4話 恋人たちの調書

 机の上に並んだ紙を前に、四人はしばらく誰も口を開かなかった。逢瀬の日、贈り物、将来について告げられた言葉。昨日までは恋人同士の秘密だったものを、今日は互いに見せられるところまで並べた。その結果分かったのは、エヴァルトが四人それぞれに別の顔を見せながら、ほとんど同じ未来を信じさせていたという事実である。そして最後に残ったのが、恋愛とは直接関係のない話だった。


「家、社交界、商会、軍……ですか」


 マリエルが、先ほど自分で書き加えた四つの言葉を見つめる。恋人と交わした会話を分類しているだけのはずなのに、その並びは妙に整然としていた。


「偶然だと言ってしまえば、それまでですわ」


 セシリアが腕を組んだまま言った。


「恋人と家の話をすることくらいありますし、殿下ほどのお立場なら、政治や商売や軍の話題が出てもおかしくはありませんもの。ただ、四人揃ってとなると、さすがに気持ちが悪いですわね」

「そうだな。ここまで来たらとことん調べてみよう」


 イレーネは紙を自分の方へ引き寄せると、余白に線を引いた。


「何を話したか。そのあと殿下が何をしたか。覚えているものだけでいいから並べろ」

「ずいぶん簡単におっしゃいますのね」

「お前は噂話を覚えているだろう。セイン嬢は日付を覚えている。カルヴェイン嬢は政務の話を整理できる。私は軍のことなら追える。ちょうど役割が分かれているからできるだろう」


 言い方は乱暴だったが、反対する理由はなかった。マリエルが新しい紙を広げ、左端に日付、その隣に話した内容、さらにその後に起きたことを書く欄を作る。恋の記録を整理していたはずの机が、いつの間にか全く異質な資料を作る場所へ変わっていき、最初に口を開いたのはリディアだった。


「税制の見直しについて、父と兄から聞いた話を殿下へしたことがあります。王太子殿下に近いお二方が意見を違えている、と。片方は領地への負担を抑えるべきだと考え、もう片方は財源の確保を優先しているという程度の話です」

「いつですか?」

「正確な日は……少し待ってください」


 以前なら、恋人との何気ない会話の日付まで覚えていなくても不思議ではなかった。だが今は、マリエルが並べた手紙や四人の予定表がある。リディアが当時の舞踏会や父の登城日を手がかりに記憶をたどると、マリエルが横から候補の日を示し、数日の幅まで絞ることができた。


「そのあと、王宮で殿下がそのお一人と二人で話しているところを見ました。私が話した数日後です」

「二人で?」

「庭園側の応接室から一緒に出ていらっしゃいました。殿下は、相談を受けただけだとおっしゃっていました。王太子殿下に近い方だからこそ、自分の方が話しやすい場合もある、と」

 口にするほど、当時は何でもなかった光景が別の形に見えてくる。あの日の自分は、兄の側近に近い貴族からも頼られるエヴァルトを誇らしいと思った。自分が少し前にその人物の不満を知るきっかけを渡していたことなど、結びつけもしなかった。

「殿下から、その対立について詳しく聞かれたのか?」


 イレーネの問いに、リディアは首を振った。


「いいえ。むしろ深くは聞かれませんでした。私が話したことを、興味深そうに聞いていただけです」

「それなら、あなたが勝手に話しただけだと言われれば終わりですわね」


 セシリアの言葉は容赦がなかったが、リディアにも否定できなかった。


「ええ。そうです。父も兄も、殿下へ伝えてほしいと言ったわけではありません。私は秘密を盗まれたのではなく、自分から渡していたのだと思います」


 言葉にすると、胸の奥がひどく冷えた。家の機密を漏らしたつもりはない。公になれば国家を揺るがすような話でもなかった。ただ、父や兄が自宅で気を許して交わしていた会話を、自分もまた気を許していた相手へ話した。その信頼の向き先だけが、間違っていた。


「次は私ですわね」


 沈黙を断ち切るように、セシリアが身を乗り出した。


「少し前、ある貴族が急に夜会へ顔を出さなくなったことがありましたの。出席しても早々に帰る。以前は人付き合いの良かった方でしたから、何人かが面白がって噂をしていました」

「殿下に頼まれて調べたのですか?」

「頼まれてはいませんわ」


 マリエルに聞かれ、セシリアは一瞬だけ唇を引き結んだ。


「殿下が、どうして皆あの方を避けるようになったのだろう、とおっしゃっただけです。私は知りませんでしたから、その場では分からないと答えました。けれど気になって、知り合いに少し聞いたのです」

「少し、で済んだのか」

「私を何だと思っていらっしゃるの?」

「人の噂を集めることに関しては、近衛より優秀そうだと思っている」

「褒めていませんわね、それ」


 言い返しながらも、セシリアの声にはいつもの勢いがなかった。彼女が調べたところ、その貴族家は大きな投資に失敗し、かなりの資金難を抱えていた。ただし家の信用を損なうのを恐れ、借り入れ先を探していることさえごく一部にしか明かしていなかったという。


「それを殿下へ?」

「話しましたわ。面白いことを見つけたような気になって。殿下は驚いて、それ以上は何もおっしゃいませんでした」


 セシリアはそこで一度言葉を切り、視線を紙へ落とした。


「二週間ほどしてから、その方が王宮へ戻っていらしたのを見ました。殿下に伺ったら、信頼できる金融商会を紹介したのだと。無理な条件で領地を手放さずに済みそうだ、とおっしゃっていました」


 そこでマリエルが筆を止め、商会の名を尋ねた。


「覚えています」


 告げられた名を聞いたマリエルは眉を寄せた。セイン子爵家とも直接ではないが取引のある大手商会だという。


「そのとき、殿下は何と?」


 リディアが尋ねると、セシリアはすぐには答えず、やがて吐き捨てるには静かすぎる声で言った。


「『君のおかげで一人救えた』と」


 その言葉を嬉しいと思ったのだろうと、誰にも説明される必要はなかった。セシリアは人の噂を集めることを楽しんでおり、ときには軽薄だと見られる自覚もあったはずである。その自分の好奇心が誰かを救う役に立ったと、好きな男から認められた。喜ばない方が難しい。


「腹が立ちますわ。嘘をつかれたことより、あのとき嬉しかった自分に腹が立つの」


 先ほどまでより低い声だった。


「それは殿下のしたことと分けるべきです」


 リディアが言うと、セシリアが顔を上げた。


「あなたに慰められる日が来るとは思いませんでしたわ」

「慰めているわけではありません。あなたが嬉しかったことまで殿下のものにする必要はないと申し上げているだけです」

「相変わらず可愛げのない言い方ですこと」


 それでもセシリアは、それ以上自分を責める言葉を続けなかった。続いてマリエルが話したのは、もっと直接的な出来事だった。

 昨年の長雨で被害を受けた地方に、復興の遅れている村がいくつかある。エヴァルトからそう聞かされた彼女は、王族でもすべてへ予算を回せるわけではなく、助けたい者がいても動かせない金があるのだという話を信じた。


「殿下から、お金を出してほしいとは一度も言われていません」


 マリエルは、そこだけははっきりと言った。


「私が、自分から父に相談しました。家と取引のある商会なら、寄付だけでなく低い利率で融資できるかもしれないと。父も事業の内容を調べて、問題がないと判断したから動いてくれたのです」

「実際、問題はあったのか?」

「事業そのものには、ありません。道が直り、農具も入りました。商会から届いた報告では、今年は作付けを戻せた村もあるそうです」


 それなら良かった、と簡単に言える話ではなかった。人は救われている。その事実まで否定すれば、マリエル自身が動いた意味を消してしまう。


「ですが、現地では殿下のお名前がよく出ています。支援先を探し、商会との間をつないだのは第二王子殿下だと。父も、最初に困窮の話を教えてくださったのは殿下なのだから、間違いではないと思っていました。現地の有力者の方から、殿下へのお礼を取り次いでほしいという手紙まで来ています」

「金を出したのはお前の家だろう」


 低い声で確かめるイレーネに、マリエルは小さく頷いた。


「はい。でも、感謝されているのは殿下です」

「全部ではありません。商会にも家にも感謝はされています。ただ……殿下がいなければ支援そのものが始まらなかった、と皆さん思っています」


 マリエルは膝の上で手を重ねた。


「私も、そう思っていましたから」


 善意を利用されたと言い切るには、救われた人間が実際にいる。そのため余計に、どこからを否定すればいいのか分からないのだろう。

 最後に、イレーネが自分の分を話した。


「私が言ったのは、武官一人の異動の噂だ。正式な命令ではない。兄と同僚が、地方勤務の男が王都へ戻るらしいと話していたから、その程度を殿下との会話で口にした」

「それも、殿下からお尋ねになったのですか?」

「いや。王都へ戻る者が増える時期だという話から、私が名前を出した。だから軍務の機密を探られたわけではない」


 先ほどから何度も確認していることを、イレーネは自分に言い聞かせるように繰り返した。


「だが、その男が正式に王都勤務へ戻ると決まったあと、殿下と親しくなった。新しい任務で必要になる人材を紹介され、物資を扱える商人までつないでもらったらしい。本人がそう話しているのを聞いたことがある」

「正式な発表のあとではなく?」

「紹介が始まったのは、その前だった可能性がある。本人が以前、『戻ると決まる前から殿下には気にかけてもらっていた』と言っていた。私は、殿下が軍の人事までよく見ているのだと思っただけだった」


 イレーネは苦い顔で言い切った。こうして四人分を並べると、政務上の対立を知った直後には当事者へ近づき、資金難を知れば金の道を紹介し、地方の困窮についてはマリエルの側から資金が動いたあとに橋渡し役として恩を受け、軍人の異動についても正式発表より前に本人が必要とするものを用意していたことになる。

 一つずつなら、よく気の回る王子で済む。困っている者を助け、相談に乗り、人と人をつなぐ。それだけを見れば、むしろ王族として称賛される行為ばかりだからこそ、四件を同じ紙へ並べたときの気味の悪さが際立った。


「私たち、殿下のために何かをしたつもりは、ほとんどありませんね。少なくとも私は、人を助けたかっただけです」

「私は単なる好奇心ですわ。人助けをしようとしたわけですらありません」

「私の場合は、恋人との雑談でした」

「私も似たようなものだ。命令された覚えはない」


 それぞれ理由は違っても、四人とも自分から話し、自分から動いたという点だけは同じだった。強制された者はいない。調べろとも、金を出せとも、軍の人事を教えろとも言われていない。エヴァルトは疑問や困りごとを口にし、四人が自分から話し、自分から動くのを待っていた。


「……調書みたいです」

 マリエルが、紙の端を指で押さえた。


「殿下からいただいた手紙を日付順に並べたときも思いました。でも今度は、私たちが差し出したものと、殿下がそのあと得たものが並んでいます」

「恋人たちの、調書? まったく笑えませんけれど」


 セシリアの言葉に、誰も笑わなかった。

 だが問題は、ここからだった。四人の記憶だけを並べれば、エヴァルトが何かに利用したようには見える。しかし、王族である彼が貴族や武官へ会うこと自体は珍しくない。商会や地方支援の仲介も、それだけなら褒められるべき仕事である。


「正式な記録を見なければ分かりません」


 リディアは紙を見つめながら言った。


「殿下が本当に、私たちへ話したとおりの立場で動いていたのか。私との婚姻について父王陛下へ願い出る準備をしていたのか。皆様のお家や関係者へ、王家として正式な働きかけをしていたのか。そのあたりを確かめたいです」

「王宮の記録を勝手に見るわけにはいかないぞ」

「分かっています。兄に相談します。王太子府で、確認できる範囲だけでも答えてくださる方を紹介してもらいます」


 自分の兄へ事情を話すことを考えた瞬間、胃のあたりが重くなった。エヴァルトとの関係を家族へ正式に明かしたことはない。父も兄も、リディアが第二王子と親しくしていることには気づいていたかもしれないが、口づけを交わし、将来を約束されたと思っていたところまでは知らない。それでも、もう体面だけを守っている場合ではなかった。

 翌日の午後、四人は王宮東棟の小さな面談室へ通された。リディアの兄が紹介したのは、王太子付き文官のノア・フェルデンだった。二十六歳になる侯爵家の次男で、王太子府では政務記録の確認や各部署との調整を担当しているという。

 彼は四人から事前に渡された質問事項へ一通り目を通したあと、机の上に数枚の紙を置いた。愛想が悪いわけではないが、相手を安心させるためだけの言葉を選ぶ人でもないらしい。


「最初に確認します。皆様が知りたいのは、第二王子殿下が皆様との婚姻、あるいは各家への便宜について、王家の正式な手続きを進めていたかどうか。それから、皆様が挙げた人物や事業に対し、殿下が公務として関与した記録があるかどうか。この二点でよろしいですか」


 リディアが代表して肯定すると、ノアはまず婚姻の件から答えた。


「少なくとも王太子府と、私が照会できる範囲の王室記録には、第二王子殿下からカルヴェイン侯爵家、ローディス伯爵家、セイン子爵家、バルク男爵家との婚姻を進める正式な申請はありません」


 分かっていたはずのことなのに、胸へ落ちる重さは違った。


「父王陛下へ個人的にご相談なさっていた可能性は?」

「あります。私は国王陛下の私的な会話をすべて把握しているわけではありません。ただし、婚姻の準備として具体的な調整が始まっていた形跡は確認できませんでした」


 ノアは、できない断定をしなかった。次に、四人が挙げた人物と事業について説明する。エヴァルトが公務上の命令を受けて接触した記録があるものも一部にはあったが、彼女たちが問題にしている時期の面会や紹介の多くは、第二王子個人の裁量で行われていた。


「では、やはり殿下は私たちを利用して――」

「そこまでは申し上げていません」


 セシリアの言葉を、ノアは静かに遮った。


「不誠実な恋愛と、王家として処分できる行為は別です。複数の女性に将来を期待させながら交際していたことを、私個人がどうこうと評価する資格はありません」


 セシリアは目を険しくした。


「ずいぶん冷たいおっしゃりようですこと」

「そう聞こえると思います。ただ、情報を話したのが皆様自身であることも、資金を動かしたのがセイン家や関係商会であることもお忘れなく。バルク嬢が軍人の異動について話したことも、ローディス嬢が貴族家の事情を調べて伝えたことも同じです」

「私たちが勝手にしたことだから、殿下には何の問題もないと?」


 イレーネの声に苛立ちが混じった。


「いいえ。だからこそ、正確に考えてください。殿下が何を尋ねたのか。皆様が何を自分で推測し、自分の意思で話したのか。その後、殿下がその情報を使って何をしたのか。そこに王家の権威や、事実ではない内部情報が使われていたのか。全部、別の問題です」


 ノアは表情を変えない。厳しいが、筋は通っていた。リディアは腹立たしさより先に、エヴァルトと話していたときには決して味わわなかった感覚を覚えた。こちらが望む結論へ話を運んでくれない。分からないことを分かったようにも言わない。だからこそ、より推測と事実がはっきりとする。


「面会の時期については、どうでしょう」


 マリエルの問いに、ノアは紙を一枚、四人の方へ向けた。


「皆様からいただいた日付と照合しました」


 リディアが税制上の対立を話したと考えられる時期の数日後、エヴァルトはその当事者の一人と非公式に面会している。セシリアが資金難の話を伝えたあとには、問題の貴族と金融商会双方に接触した記録があった。地方復興については、マリエルの家側が支援を決めた後、エヴァルト名義で現地の有力者へ書簡が送られている。イレーネの話した武官についても、異動の正式発表前に第二王子府の人間が接触していた。


「もちろんこれは、不正とは言えません」


 四人が紙へ見入る中、ノアは先に釘を刺した。


「王族が困窮した貴族へ商会を紹介することも、地方支援へ礼状を出すことも、武官へ必要な人材をつなぐことも、王族としては問題のない行動です。問題があるとすれば、なぜ第二王子殿下がこれほど早く事情を知り、なぜご自身の裁量で先回りすることを繰り返したのか、という点です」


「繰り返した、というのは?」


 リディアが顔を上げると、ノアは少し迷ってから別の紙を置いた。


「皆様から挙げられた件だけではありません。第二王子殿下はここ半年ほど、王太子殿下に近い貴族、地方の有力者、軍人、商人など、所属の異なる人間へ個人的な仲介や助言をかなり行っています。一件ごとなら不自然ではありません。ただ、範囲が広い」


「その方々は、殿下をどう思っているのでしょう」


 マリエルの問いに、ノアはすぐには答えなかった。


「記録で人の感情までは確認できません。ただ、第二王子殿下へ感謝を伝える書簡や、殿下の判断力を評価する報告が多数あります。」


 政務、社交界、商会と地方、そして軍。紙の上に並んだ四つの入口が、今度はエヴァルトの側で一つにつながっていく。露骨な派閥を作っているわけではなく、王太子に反対せよと命じてもいない。ただ、困っているところへ誰より早く現れ、必要なものを差し出し、「第二王子には助けられた」と思う人間を少しずつ増やしている。

 そのための情報を、誰にも疑われない私的な場所から集めていたのだとしたら。そう考えたところで、リディアは自分が最初に聞いた言葉を思い出した。

 今すぐカルヴェイン侯爵家と婚約すれば、第二王子が有力侯爵家を後ろ盾につけ、王太子へ対抗しようとしていると見られかねない。

 あの懸念は嘘ではなかった。だからこそ彼は、正式な後ろ盾など作らなかったのではないか。一つの家と結びつけば目立つ。派閥を名乗れば警戒される。それなら、家と家を結ばず、人と人の恩だけを自分へ集めればいい。

 王太子の周囲にいる貴族に相談相手と思わせ、資金難の家には救い手となり、地方には橋渡し役として名を残す。軍人には、自分の価値を正式な任命より先に認めてくれた王子として記憶される。そして、その最初の入口を開けたのが自分たちだった。

 自分の声が思ったより静かなことに気づきながら、リディアはノアへ尋ねた。


「フェルデン様。第二王子殿下が、王太子殿下に代わって王位を継ぐ可能性について、王宮では何か動きがあるのですか」

「私が知る限り、ありません。王太子殿下の地位は安定しています。継承順位を変更する正式な議論もありません」


 ならば、なおさらである。必要に迫られて人を集めているのではない。少なくとも、王家の方針として求められていることではなかった。

 リディアは机の上の帳簿へ視線を落とした。四人が愛情だと思って差し出した信頼の先に、政治、金、人脈、軍が並んでいる。その向こうには、第二王子個人へ向けられた小さな恩義が、分野を越えて積み重なっていた。

 答えだと断言できる証拠は、まだ何もない。それでも、初めて一つの形が見えた。


「殿下は……王位をお望みなのではありませんか」

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