6話:目覚めの時
「…エリア…君の力は…まだ…眠っている…。」
レオンさんの言葉が、私の心に響く。
眠っている…?
私の力…?
一体…?
「…でも…ルナは…君が…いつか…その力に…目覚める…と…言っていた…。」
目覚める…?
私の力…?
「…そして…その力は…きっと…すごい力…なんだ…。」
すごい力…?
私の力…?
「…エリア…君なら…できる…。」
レオンさんの言葉に、私は、心が震えた。
できる…?
私…?
「…レオンさん…。」
私は、レオンさんの目を見つめた。
「…私の力って…一体…? 」
レオンさんは、私の質問に、優しく答えた。
「…それは…まだ…僕も…わからない…。」
「…わからない…?」
「…ああ…。…でも…。」
レオンさんは、私の手を握りしめ、力強く言った。
「…君なら…きっと…わかる…。」
「…私が…?」
「…ああ…。…君には…その力がある…。」
レオンさんの言葉に、私は、熱いものがこみ上げてくるのを感じた。
私…
できる…?
私…
力がある…?
「…レオンさん…。」
私は、レオンさんの手を握り返した。
「…ありがとう…。」
レオンさんは、私の手を握り返し、優しく微笑んだ。
「…さあ…エリア…。」
レオンさんは、立ち上がった。
「…僕たちは…もう…行くよ…。」
「…行く…? …どこへ…?」
「…ルナが…待っている…。」
レオンさんは、そう言うと、カフェの奥へと続く扉を開けた。
「…ルナが…? 」
私は、レオンさんの後をついて行った。
扉の向こうには…
…階段が…
…続いていた…。
レオンさんは、階段を下り始めた。
私も、レオンさんの後を追って、階段を下りていった。
階段を下りきると…
…そこは…
…薄暗い…
…部屋だった…。
部屋の中央には…
…古びた…
…石碑が…
…置かれていた…。
そして…
…石碑の周りには…
…奇妙な…
…文様が…
…刻まれていた…。
「…ここは…? 」
私は、レオンさんに尋ねた。
レオンさんは、静かに答えた。
「…ルナが…僕に…教えてくれた…秘密の部屋…。」
「…秘密の部屋…?」
私は、部屋を見回した。
…あれ…?
…この部屋…
…どこかで…
…見たことが…?
「…もしかして…。」
私は、レオンさんに尋ねた。
「…この部屋って…前に…ルナと…来たことが…ある…?」
レオンさんは、少し驚いた顔をして、僕に言った。
「…そうなのか…?」
「…うん…。」
私は、頷いた。
「…ルナに…連れられて…来たことが…。」
「…そうか…。」
レオンさんは、静かに言った。
「…ルナは…君にも…この部屋を…見せたかったんだね…。」




