5話:ルナの秘密
「ルナは…君と…僕…そして…ルナ…この三人で…世界を…救うことができる…と…言っていた…。」
レオンさんの言葉が、私の心に深く刻まれた。
世界を…救う…?
私と…レオンさんと…ルナで…?
「でも…どうして…?」
私は、レオンさんに尋ねた。
「どうして…ルナは…そんなことを…?」
レオンさんは、少し困ったように言った。
「それは…まだ…僕も…わからないんだ。でも…ルナは…きっと…何かを…知っているんだと思う…。」
レオンさんは、ルナの方を見た。ルナは、レオンさんの視線を感じて、顔を上げた。そして、レオンさんにすり寄った。
「ルナ。」
レオンさんは、ルナの頭を優しく撫でた。
「僕たちは…君を…信じている…。」
レオンさんは、ルナにそう言うと、僕の方を見た。
「エリア。」
「はい。」
私は、レオンさんの言葉に、真剣に耳を傾けた。
「ルナは…僕たちに…たくさんのことを…教えてくれた…。」
「たくさんのこと…?」
レオンさんは、頷いた。
「ルナは…僕に…《調律者》…としての…力を…教えてくれた…。」
「《調律者》…としての…力…?」
レオンさんは、頷いた。
「ルナは…僕に…言ったんだ。《お前の力、それは…人の心を…癒す力…そして…世界を…調和へと…導く力…》と…。」
人の心を…癒す力…?世界を…調和へと…導く力…?
それが…レオンさんの…力…?
「レオンさん…。」
私は、レオンさんに尋ねた。
「レオンさんの…力って…一体…?」
レオンさんは、私の質問に、少しだけ間を置いてから、答えた。
「僕の力…それは…。」
レオンさんは、深呼吸をしてから、言った。
「《調律の力》。」
「《調律の力》…?」
レオンさんは、頷いた。
「このカフェの…雰囲気を…和ませ…訪れる人の…心を…癒す力…。」
「このカフェの…雰囲気を…和ませ…? …訪れる人の…心を…癒す…? 」
レオンさんは、頷いた。
「そして…ルナは…言ったんだ。《お前の力は…エリアの力を…制御し…世界を…調和へと…導く…鍵となる…》と…。」
私の力を…制御し…?世界を…調和へと…導く…?鍵…?
「私の…力…?」
私は、レオンさんの言葉に、驚いて尋ねた。
「私の力って…一体…? 」
レオンさんは、私の質問に、優しく答えた。
「エリア…君の力は…まだ…眠っている…。」
「眠っている…?」
レオンさんは、頷いた。
「でも…ルナは…君が…いつか…その力に…目覚める…と…言っていた…。」
「目覚める…?」
レオンさんは、頷いた。
「そして…その力は…きっと…すごい力…なんだ…。」
レオンさんは、私の目を見つめ、力強く言った。
「エリア…君なら…できる…。」
レオンさんの言葉に、私は、少しだけ自信が湧いてきた。
でも…
私の力って…?
一体…?




