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猫カフェと世界の秘密  作者: lughrugh
世界の秘密、猫の手ほどに
20/48

2話:裏庭の秘密(レオン視点)

ドングリに刻まれた文字を見て、僕は驚きを隠せなかった。


《今夜12時に裏庭へ》


一体誰が、エリアにこんなメッセージを送ってきたんだろう?


まさか…


…エリアの…


…《特別な力》…


…に関係すること…?


ルナは、エリアの足元で、丸くなって眠っていた。


僕は、ルナに視線を向ける。


ルナは、僕の視線を感じたのか、ゆっくりと目を開けた。


そして、僕に何かを訴えかけるように、じっと見つめてきた。


「…ルナ…。」


僕は、ルナに声をかけた。


ルナは、小さく「ニャー」と鳴くと、僕の足元にすり寄ってきた。


そして、僕の足に頭をこすりつけ、甘えたように鳴いた。


「…ルナ…。」


僕は、ルナを抱き上げた。


ルナは、僕の腕の中で、安心したように目を閉じた。


「…ルナ…君は…何か…知っているのか…?」


僕は、ルナに尋ねた。


もちろん、ルナは答えない。


でも、僕は、ルナが何かを知っているような気がしてならない。


ルナは、僕たちには見えない何かを見ている。


ルナは、僕たちには聞こえない何かを聞いている。


ルナは、僕たちにはわからない何かを感じている。


「…ルナ…。」


僕は、ルナを強く抱きしめた。


ルナは、僕の腕の中で、静かに眠っていた。


僕は、ルナを抱きかかえたまま、エリアに声をかけた。


「エリア、裏庭に行って、様子を見てきてくれないか?」


エリアは、少し驚いた顔をした。


「裏庭? こんな時間にどうしたんですか?」


「ああ、ちょっと気になることがあってね。」


僕は、ドングリのメッセージのことを、エリアに伝えるべきか迷った。


でも、まだ何もわからない状態で、エリアを不安にさせてしまうかもしれない。


「…後で説明するよ。すぐに戻ってきてくれ。」


僕は、そう言うと、エリアは裏庭へと続く扉を開けた。


僕は、エリアが裏庭へ行くのを見届けると、ルナをカウンターの上に gently 置いた。


そして、ルナに語りかけた。


「…ルナ…エリアを…頼む…。」


ルナは、僕の言葉に答えるように、小さく鳴いた。


「…ニャー…。」


僕は、ルナを信じることにした。


ルナは、きっと、エリアを守ってくれる。

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