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勇者とメイドさん その87

ふーん、程度。

「過去の記録や出来事を振り返ることは大切です。それが良いものであろうと悪いものであろうと、汲み取れる教訓はあるはずです。悲惨な事件であれば、尚更繰り返さないようにしなければなりません」


「まあそうだけど、個人的には完全に他人事なんだよね。戦争とか爆弾とか」


「塵も積もれば云々ともいいます。そういう無関係であれども、多くの人の積み重ねが大切ですから。まあこの国は君主制なので、どこまで効果があるかはわかりませんが」


「一番大事なとこ落としてない?」



 まあ確かに、メイドさんの言わんとしてることはわかる。そういった大多数の意思が重要なのだと。君主制の中では、下手すれば革命も起こせる。ただどうしても他人事感が拭えない。


「実際に経験してないとねぇ」


「そうなりますよね」


「過去は過去。過去より未来を見据えよう」


「過去の教訓を活かせるといいですね」



 落とし所としては、適当に同調しておく程度がちょうどいいのだろう。だってそんな他人事を真剣に考えてれば、そりゃ疲れるから。放火事件にしろ、強盗にしろ、振り返ったところで、日常生活にはクソの役にも立たないのだから。求める物のため、日々を強く生きよう。




 その日の夕飯は生姜焼きだった。

頭の片隅に寄せておく。

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