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招かれざるってやつ

前の続き。

「かくかくしかじかでして、勇者様は至って平穏そのものでした。なので下手に刺激しない方がよさそうですよ。聖女からしても、今の生活が大層お気に入りの様子に見えましたし」


「なるほど。まあ本人がそれでいいという態度の以上は、無闇に干渉するべきではないか。そもそも勇者が謀反を企てるなど、そんな面倒なことをするはずもな。魔王を倒す旅は、面倒という域ではなかっただろうしな。これ以上は、したがるはずもないというものか」



 王様は聖女様の報告を受けてかなり安心していたそうな。しかし、そこに中途半端に言葉が聞こえていなかった者が。聞き違いや聞き漏らしから、誤解が発生するのは定番中の定番ですよね?


「父上! 今の話は本当ですか!?」


「誰か聞き耳を立てていると思ったらお前か。我が息子よ」


「謀反など、世界を救った勇者ともあろう者が堕ちたな! 安心してください、父上! そのような不埒な輩は私が成敗してくれよう!」


「ちょっ! 待てい!」



 王様の言葉に耳を貸すことなく、王様の息子は走り去ってしまいました。そこに残されたのは暗い表情の二人でした。


「……私も行きますね。どうにかなったら説明と謝罪もしてきます。この首でも足りなければ、あとはお願いします」


「……ああ、毎度毎度悪いな。頼んだ」




 そうして聖女様は、一も二もなく飛び出していった王様の息子の後を追うのでした。

はてさてどうなることやら。

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