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勇者とメイドさん その24

断崖絶壁。

「断崖絶壁でなければ死んでいました」


「ひっどい自虐」


「事実ですけどね」


「だからこそ余計にタチ悪いんだけど」



 ご主人様と日用品の買い出しに出てる途中のこと。超高速の物体が、私の胸部すれすれを通過していきました。恐らく小石でしょうが、一体どこから。通過した小石は鎧を着た兵士に直撃して、そのまま吹き飛ばしていました。


(ビュン)


「……」


「また助かってるし」



 小石の次は風の刃でした。すれすれを通過。これは通過直後溶けて空気中に消えました。



(ヒュン)


「終いには泣きますよ」


「嫌がらせが露骨すぎる……」



 さらに次は氷の矢。ここまでコントロールが上手いなら、私を殺すなど容易でしょう。ただその選択をしないのは、私が勇者のメイドだからでしょう。特に誰かから恨みを買った覚えはないのですけどね。まあ殺されてないとはいえ、私の自尊心はボロボロですが。あれ? 視界がぼやけて……。



(ヒュン)


「……」


「ちょ、泣かないで! ほら、もう転移で帰ろ? ね?」



 ご主人様が連れ帰ったのか、気付いたら家でした。ご主人様によれば最後に掠めたのは金貨だったとか、金貨はそのまま路上ライブしてた人の帽子に突っ込んだとか。




 コンプレックスを刺激されるのは効きますね……。

交通量多め。

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