神様のお守りも楽じゃないわと彼女は言った～西園寺命記　青龍之巻４～

『拾ノ巻』を読み終えたミコトとメイは、“カケラ”の行方が気になり、龍の案内で紗由の痕跡をたどっていく。だが、ヒントがいくつも出て来るものの、疑問は余計に深まるばかりだった。
そして、前回の真大祭、60年前の祭はどうだったのか、その頃を描いた小説がないかを探すのだが…。
迫る大祭を前に、ミコトがたどりついた結論とは…。