9.冒険者組合で思わぬ再会
久しぶりにぐっすり寝た私たちは、朝食をとるために市場は向かった。食べ歩きをしながら、欲しい食材を買ったりして過ごした。
昼頃、落ち着いているだろう冒険者組合に向かい、組合長に相談したい事があると、受付にお願いした。
ちょうどレオ様もいるとのことですぐに通された。
レオ様がある程度話してくれていたらしく特に説明する事なく、用件を伝えることにした。
「スイとラズなんですが、元の大きさに戻っても大丈夫でしょうか?だいたい大型犬よりちょっと大きいくらいと鷹よりちょっと大きいくらいなんですが。あと、しゃべります。」
「まぁ、大丈夫だろう。」「「はあ?しゃべる?」」
『よろしく―』
「スイもラズもかっこいいね―」
『『サディ、よろしく―』』
「ん。まぁいい。で、他は?」「いいのか?」
戯れている一人と二匹を放置してサディのこれからの相談をした。
基本的に知識が足りない上に、人との関わりが少ないがために子ども同士の付き合いがない、かといって、貴族だけの関わりでは困ること、これらを考慮した上でいい方法はないか、相談した。
その答えはレオ様が持っていた。
子ども達を集めて、文字の読み書き、計算、そして魔石の加工を学べる学校があるとのこと。
5歳から入れて、授業料はいるが、他必要なものは都度支給される、昼食も支給。
興味があれば貴族平民問わない、ただし、冒険者登録は必要。
また、授業料を払えないものは冒険者組合で立て替え、冒険者活動で得た報酬の一部で返還する。
魔石は、自分で狩ったものを使用してもいい。
遊んでいるサディを呼び、明日体験に行くことにした。
話し合いが終わりついでに依頼書を見に降りたところで、サディが叫んだ。
「マリー、ジャン」
「「ぼっちゃま?」」
もう一度部屋を借りて話し合いをした。
ハンニ家の執事の協力を得てサディの世話をするためにここまで来たらしい。これからは、サディと呼ぶこと、私たちと一緒に住むこと、が決定した。
マリーさんは家のこと、ジャンさんは料理全般をお任せすることになり、報酬は私たちが払うことが決まった。




