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8.私たちの家

選んだ家は森に出る門の側の一軒家で、大きな庭がありスイやラズもゆっくり走り回れる広さだ。

一階には食堂と、応接室、使用人部屋が2部屋、キッチンにお風呂、トイレがある。

二階は大小合わせて6部屋にトイレがある。私たちの部屋は一番大きい。サディの部屋は、日当たりのいい次に大きい部屋だ。

とりあえず住むための備品は辺境伯家の使用人の皆さんが用意してくださっていたので今日はそのまま使うことに。お風呂に入って、ゆっくり寝て、明日再び冒険者組合に行くことにした。


サディが一人で寝られるまで三人で並んで寝ることにした。疲れていたためか、私たちの気が緩んだことに気付いたのか、横になってすぐぐっすり寝たようだ。


「ようやく落ち着いた気がするなぁ。」

「うん。今日までバタバタしてたから。あ、ねえ、せっかくのフォトウエディングの写真、飾らない?」

「そうだな。記念だしな。」

「そのうち、他のデータも見られるようになるといいね。」

「サディも一緒に幸せに過ごさないとな。」

「うん。スイとラズともね。」

「だな。」


だれにも気兼ねせず、私たちの居場所を手に入れたことで、ようやくこの世界で生きていく心積りができた。


「「おやすみ」」『『おやすみ』』

『あ、その前にそろそろ元の大きさに戻ってもいい?』

『森にも行きたい』

「うん。明日、冒険者組合行って相談だね。」

『えー』



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