10.学校体験
「マリーおはよう。ジャンおはよう。」
「「サディさま、おはようございます」」
サディは二人がいることが嬉しかったらしく、笑顔で挨拶していた。
「ちょっと二人にお願いがあって。私たちこれからサディの学校体験に行ってくるの。その間、家の中と厨房と足らないものがたくさんあると思うの。二人が必要だと思うものを買い出ししてくれないかしら?私たちじゃ分からなくて。ごめんなさい。」
「あ、お金は出すから。ジャンさんが必要なもの何でも買って。美味しいもの食べたいし。マリーさんも、俺らじゃ分からないし、任せるので買ってきて欲しい。」
二人それぞれに財布を渡してお願いし、私たちは学校に向かった。
冒険者組合の側にその学校はあった。校長室で説明を受け、サディは教室に向かった。私たちは昼過ぎのお迎えまで時間があったので冒険者組合で依頼を受けることにした。
時間になり、学校で合流すると、通いたいとのことで手続きをした。
お友達ができたらしく、その子らも一緒に帰ることになった。ライヤンくん、トーマくん、ギルくんだ。三人とも冒険者組合で立て替えてもらっているらしく、冒険者登録は済んでいるようで、サディもしておくことにした。
学校の遅れは取り戻せるだろうとのことだが、初心者講習が終わっていないのはサディだけなので、受けておくことにした。三人も一緒に受けるようだ。
待っている間、組合に併設されている道具屋を見ることにした。




