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26.展示会当日

私の変化にまず気付いたのはラズだった。


『リン、もう一つ魔力あるみたい。大丈夫?』

「「えっ?」」


そこからは早かった。サディにはまだ話さないことを決め、ジャンさんとマリーさんが早く医者にかかれ、狩りは休め、と言われた。結果、妊娠していた。しばらくは安静に過ごすようにとのこと。


そして、展示会の日になった。心配されたが4人で見にいくことを条件に許された。私だって子どもたちのがんばりをみたい。サディには言ってないのに行かないと不安がると、説得した。


それぞれの作品はとてもよくできていて、毎日のがんばりがよく分かる展示会だった。

久しぶりにフィリップ様を見かけたが、今は話しかけないとの約束だったので、軽く頭を下げて離れた。レオ様と組合長と、話しながら見ていた。


サディの弟がサディを見て走って抱きついていた。それを見た両親は急いで引き離そうとしていたが、弟はしがみついて離れなかった。

そこでレオ様が話を聞くからと、両親を連れて出て行った。


私たちはサディと友達と弟の話を聞いた。

弟はタフィリエールというらしい。サディを見つけて嬉しくて抱きついたようだ。ジャンさんとマリーさんのこともなんとなく覚えていたのか、にこにこ笑顔で話していた。


組合長から、弟を連れてとりあえず帰るように言われた。両親とは明日話し合いをするように、とのことだ。

そこで私たちは、4家族で帰宅し、庭でバーベキューをした。


タフィリエールくんは、サディから離れなかった。

ずっとそばにいて、どこにいくにもついて回った。

お風呂も一緒に入り、トイレにもついて行った。

そして、サディとタフィリエールくんは、二人並んで寝た。



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