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24.それぞれの思惑

サディに対する両親の対応に憤っていた私たちとジャンさんとマリーさんは、この展示会を利用できないか、話し合った。

ただ子どもたちのがんばりはの発表の場でもあるので、辺境伯様を巻き込めるのか、レオ様と組合長に相談することにした。


「あーそれね。僕らも考えてたんだよね。他の貴族も来るし、できないことはないんだ。そのためにフィルを巻き込む予定なんだよ。」

「あーフィルはフィリップ様な。俺とレオとフィルは学園の連れなんだよ。ただ、俺らに丸投げしてくれないか?」


歩けるようになったことで、あることないこと言いそうであること、下手すれば誘拐だと言われかねない。そのためにフィリップ様を巻き込むとのこと。

展示会には辺境伯様も来るので問題ないとのこと。

うまくいけば、両親は隠居した上で弟と一緒に暮らせるとのこと。

ただ、私たちはついていくことは無理であること。


そもそも私たちは預かっただけなので、ついていくつもりは甚だなかったので、問題ない。

サディが元に戻れるのであれば、弟と暮らしても幸せでいられるのなら問題はない。

ただ、ジャンさんとマリーさんの意見も聞きたいので、丸投げするかどうかは明日返事することにした。


帰宅して、話し合いの結果を報告した。

二人とも丸投げすることに問題はないとのことで、翌日、レオ様たちにお願いをした。

その際、サディの弟もできれば連れてきて欲しい旨も重ねてお願いをした。


サディが元に戻るのが目標だったのでうまくいってほしい。


懸念があるとすれば、ただ寂しいことだ。



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