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16.魔法の上達

子どもたちと一緒にほぼ毎日魔法の練習をしていた私たちは、あらゆることが魔法でこなせるようになり、癒しの力もあがってきた。

公にはされていないので表立って練習はできないものの、ラズによるとほぼ使えるようだ。

翔くんの武の力も随分上達したようで、スイも喜んでいた。


子どもたちも各々上達していて、今は魔物を倒すための魔法の使い方を練習している。さすがに森でやるのは危険なので我が家の庭でだが。


火は火矢のように一点集中できるように、水は貫通させるために一点集中、土は落とし穴をより深くできるように、風はカッターのようにサクッと切れるように。それぞれイメージしやすい形で練習している。


ただ、魔力がそれほど多くないので、いつかのために遊びの一環で練習している。いつかするかもしれない、野営の時に補助が出来るようにそれぞれの適性に応じた魔法の練習もしている。


今日はその成果を見るために家族を呼んで庭で昼食をとることになった。

サディとギルで火おこしをし、ライヤンとトーヤは火が消えないように風除けを作り、家族に魔法をお披露目した。

そのあとはみんなでバーベキューをして、過ごした。

実は、バーベキューはこちらにはなかったようで、ジャンさんは初めての準備に張り切っていた。そして、鉄板や網を知り合いに作ってもらったようだった。


楽しくみんなで食べて、ゆっくり休憩していた時、不意にスイとラズが森の方を見て訴えた。


『『ショウ、リン、森の様子がおかしい』』

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