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15.生活を楽にするために

新学期が始まり、子どもたちは変わらず勉強したり、薬草採取をしたり、魔法の練習をしたりして、過ごしていた。


普段、洗濯は私が魔法で行っている。町のみんなは洗濯場で手洗いしているのが実情である。

魔石は私たちが狩って手に入れたので充分にある、木材はお金があるのでなんとかする。

そこで、サディの友達のお父さんたちに協力をお願いして、魔石加工でなんとかならないか相談した。


「できたら楽なんだろうが、どういうのを考えているんだ?」

「できたら売れるだろうがなぁ。」

「木で作るのか?防水の処理はいるが、設計図があればできるだろうなぁ。」


とのことなので、普段私がやっていることを見てもらうことにした。


何度も試作を繰り返し、私たち4家族の納得のいく洗濯機が出来上がった。安い魔石でも使えるように、洗いと脱水を分けた二層式のものになった。


辺境伯様に献上し、町の洗濯場に置く許可を願った。洗濯場における管理をすることを条件に許可がおりた。


洗濯場に小屋を建て、その中に洗濯機を設置し、動かすための魔石は個人が準備。ただし、属性は問わない。また、小屋の管理は利用している家が交代で鍵をかけ鍵の管理を行うこととした。問題が起きた場合、対応を再度検討することになった。


魔石の回路を最初に構築した人に、一定の額が入るように登録制を採用している。また、魔石を使う加工品の設計図についても同様である。

そこで、私は冷蔵庫と冷凍庫も作ってもらうことに成功した。


これには、ジャンさんが大喜びだった。


洗濯機も、冷蔵庫や冷凍庫も、改良を重ね、国中で作られるようになるのはもう少し先のことである。





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