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14.初めての年越し

年末はこちらでも、大掃除をしたり新年に向けて買い直したりする。

新年を迎えると学年が変わるので、税金なども新しく始まる。


税金は、冒険者組合証を通して引き落とされる。口座を持っているなら口座と紐付けしてあるし、なくても組合証に入れておける。

金額が大きくなる人ほど口座を持っているようだ。私たちも口座を持っている。早々に作れ、と言われていたからだ。


各自自分たちの部屋を掃除した人から、他の部分の掃除にかかり、無事終えることができた。

こちらに召喚されてから初めての年越しである。いろいろあったものの、たくさんの人のおかげで無事新年が迎えられることに感謝だ。

一年の終わりは、中央の魔法師達が空に大きな花火をあげるらしい。魔法で上げられた花火なので、フリジア国民全てが見られるようだ。とても綺麗だった。


「おはようございます」「おめでとうございます」

がこちらの新年の挨拶のようで、変わらないことに少し嬉しかった。

サディにはもちろん、お世話になっているジャンさんとマリーさんにもお年玉を渡した。

私たちがいたところの風習だと言って。

スイとラズには、新しい腕輪を渡した。防護の付与をつけて。


新年には、去年お世話になった人たちにお菓子を配る風習があるらしく、ジャンさんがたくさんのお菓子を焼いてくれた。マリーさんと小分けにして、お礼に回ろうとしたところで、お客さんがきた。


「「「おはようございます。おめでとうございます。」」」

子どもたちと親御さんが一緒に挨拶に来てくれたので、みんなで辺境伯様のところに向かった。その後、冒険者組合に行き、なぜかいたレオ様に挨拶をして、新学期に会うことを約束して別れた。


家に戻り、交換したお菓子を食べて、新年を祝った。







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