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12.子どもたちの初採取
学校が終わり、約束通りみんなで森へ行った。
スイとラズとの対面を終え、講習で習ったばかりの採取を行った。
薬草の見極めの仕方、提出方法の確認をしつつ、丁寧にするように伝えて、様子を見ていた。丁寧にすることで、冒険者組合の担当さんに信用してもらいやすくなること、対応した人がいい気分になり、卸値が下がらない確率が上がることを伝えた。
私が子どもたちを見ている間、翔くんは少し離れた場所で魔物を狩っていた。
私は子どもたちが採取した薬草を間違えていないか、丁寧かを確認し、ひどいものは一緒にやり直したりしていた。
帰りに冒険者組合で提出し、それぞれ自分の分を受け取った。ライヤンたちは、立て替え分を引いた額だが。
私たちは用意していた財布を、がんばったご褒美に子どもたちに渡した。もらったお金を大事そうにその財布にしまい、それぞれ帰っていった。
晴れた日は学校終わりにみんなで森へ行き、採取をする、雨の日は我が家でスイやラズと遊ぶ、そんな日々をしばらく過ごしていた。
それぞれの子どもたちの親御さんとも仲良くなった。我が家に親御さんが来ることもあり、ジャンさんやマリーさんとも交流を深めた。
ライヤンのお父さんは商店の経営、トーヤのお父さんは魔石職人、ギルのお父さんは木工細工師であることがわかった。




