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第四十四話 森の魔女

次の日には、雨が止んでいました。

今日はいい天気ですね。旅日和といったところ……と思っていたのですが、昨日の雨のせいで一部の地面がぬかるんでいます。

出来ることなら、服とか靴とか汚したくないのですけどね。まあ、洗ったりしてる暇がある時は少ないので、買い替えることが多いんですよね。

深い森の中にきました。最近森と洞窟は好きじゃないんですよね、どうも危険に満ち溢れているような、そんな感じがして。

まあ、前の森と違ってこっちは確実に前に進めていますしおかしな点もありません。

いや、いつもより虫が多いですかね。普段の二倍以上はいますよ。ドラゴンさん無しでやけどしないように出力を調整するのは段々と得意になってきましたが、こんなに数が多いと全て相手する中で少し乱れますね。


「みんな、大丈夫?」


みんな問題ないとのことです。このメンバーで危ないことが起きるなんて、起こりえそうですね、この前私が想定外の打撃を受けたムカデがいます。主にいるのはムカデと蜂がです。毒ばかりでかなり集中しないといけませんね。特に蜂は初めて見るタイプの虫なので面倒くさいです。


「あそこに人が見えませんでしたか?」


えっと、確かに人影のようなものがあるような、ないような、とりあえず向かってみるしかないないですね。


「それじゃあ、みんな向かってみますよ」


虫を焼き切りながら言います。

全員ついて来てくれます。今思えば何で私がリーダーみたいになってるんでしたっけ。まあ、いいですか。

近づけばそれが人だと確定します。

銀髪の女性が二人います。こんなところに人がいるとは

急に声をかけるのもまずいと思いますので、とりあえず近づいて気が付いてもらえるようにしておきましょう。

ようやく気が付いてもらえたようです


「あの、大丈夫ですか?」


虫が急に飛び出してきます。

私は一瞬の判断で叩き落します。


「これは、危険そうですね」


「これは、やばいんじゃないかな」


アイリスさんはボウガンを構えています。

すると、姿が変わっていきます。

前にもこんなものを見たことがあります。あれは港町でしたかね。

今それと同じようなものがになっていきます。それぞれ人間とムカデ、人間と蜂、それぞれ混ぜ合わせた姿になります。

その後来る攻撃を全員躱すことはできましたが、上手いこと分断され化け物が間に割って入ってきます。

私とアイリスさん、リーチェとポーラさんで見事に分断されます。



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