第三十二話 デジャブっていつからある言葉なんだろう
ようやく次の日になりました。背中の傷は跡こそ残っていますが、痛みはないので大丈夫そうですね。手を焼くのはさすがにまずかったですかね。手が使えなかったので、昨日の夕食は食べさせてもらったんですよね。
「レイナさん、やけどの跡は痛みますかね」
「全然大丈夫ですよ」
「それなら良かったです」
探していたら偶然にも四人部屋があったのでそこに泊まっています。
「リーチェとポーラさんはどこに?」
「今は朝食を買いに行っていますよ、もうすぐ帰ってくるんではないでしょうか」
実際すぐ帰ってきました。手に持ってるのはパンですかね。
まあ、パンでも食べながら話しましょうか。
「リーチェ、ちなみに昨日はいくら稼げたの?」
「まあ、いろいろあったけどほぼゼロかな」
「いや、昨日何やってたの?」
「前の戦闘で消費したものを補給してたらこうなったかな」
「なるほど、それじゃあみんなに聞きたいのですけど、今このパーティーに足りないものは何だと思いますか」
「かわいさですかね、何かかわいさが足りない気がします」
「アイリスさん、それは間違えなく関係ないですよ、それで困ることではないです」
というか、アイリスさんかわいいものが好きだったんですか、まあ、この前のレストランの時も興奮してたような、どうでしたっけ
「あれだ、その、必殺技みたいなやつだぜ」
「それもいらないです。リリさんのアルバトーレみたいのはいりません」
なんかポーラさんは、本とか見たものとかに影響されやすいんですかね。
「まあ、さっきから話題に出てくるお金が問題なんじゃないかな」
「それが正解、いろいろお金が足りてなくって」
普通に一発でこの答えがでると思ってたんですけどね。
「それで仕事を受けて稼ごうと言いたいのかな」
「まあ、そうなるよね」
「こういう事もあろうかと仕事は取っておいたかな」
何を予想してそんなものを準備してるんでしょうか、リーチェは
「それで、どんな仕事なの?」
「洞窟の探索とその洞窟のどこかにある花の収集かな」
あれ、何か前も同じような仕事をしたような……
「まあ、私は良いと思うぜ」
「私も異論はありません」
「ドラゴンさんもいないし、危ないと思ったらすぐ撤退しますよ皆さん」
非常に嫌な予感がしますが、何とかなりますかね




