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第十八話 調べ事

昨日疲れていたからか、今日は寝すぎてしまいました。

おおよそ九時というところでしょうか。

それにしても、一昨日、昨日と金にならない、戦いが多いです。

できることならこんな戦いはもうやめにしたいですね。

とりあえず、宿を出ることにしましょうかね。

準備をして扉を開けると、もう全員準備を終わらせて、私を待っていたようです。


「ごめん、寝すぎちゃって」


「いえいえ、私達も起きたばかりですよ」


「それなら良かったです。そういえば、これからどうするつもりなんですか」


「行きと違って、今回はのんびりアルトロンへ帰るって感じでいいんじゃないかな」


アルトロンは、一昨日まで居た、この国では二番目に大きい街です。


「いいですけど、ドラゴンさんは少なくとも一週間は動きませんよ」


「一週間あれば、歩いて帰れるんじゃないかな」


「ドラゴンさんがいないから、前みたいな戦闘はできないけど」


「私もいるから安心してほしいぜ」


「それじゃあ、安心しておきますよ」


ということで、目的は決まったようですね。


「レイナちゃん、後で二人で話せないかな」


「別にいいけど」


「アイリスちゃんとポーラちゃんはもうちょっとだけ観光しててくれないかな」


「私は別にそれでいいですよ」


「私も構わないぜ」


「ごめんね、二人共」


そう言って、リーチェは私を引っ張っていく。


「歩きながら話すのでいいかな」


「私は別にいいけど」


「一つ目にこの世界の転生者について語らせてもらおうかな」


「たしかに気になるけど」


「転生者が現れ始めたのは、この世界の文献からも五十年くらい前だと思うかな」


「思ってた以上に前だね」


「でも、日本でファンタジー小説が読まれ始めた時期から考えるとおかしくはないんじゃないかな」


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