第十話後半 結構真面目に食事シーンを書いているつもり
とりあえず、リーチェについていき席に座ります。
「いつもの注文できないかな」
店の奥側でベルが二回なる。
「リーチェ、つまりどういうこと」
「ここの店長話すのが苦手だからかな、「はい」だったら二回、「いいえ」だったら三回ベルを鳴らす、そこの紙にも書いてあるんじゃないかな」
たしかに、そういうニュアンスのことが書いてあります。
「それじゃあ、お茶とおにぎりお願いします」
ベルが二回なります。
「メニュー表はないんですね、おすすめとかはありませんか」
ベルが二回なる、おすすめの料理もあるらしいです。
「私も同じくおすすめを頼むぜ」
またもベルが二回なりますが、おすすめが必ずおいしいとは思えませんが……
数分もすると、お皿が浮いて全員の前に配られています。
なかなかにおもしろい魔法ですね。
リーチェに配られたのは、なんでしょうか和菓子ですかね、それと餅変わった趣向を持っているようですね。
そして、おすすめを頼んだ二人の元にはステーキのようなものがあります。
私の元には普通の三角おにぎりとお茶があります。
「レイナ、その食べ物は何だぜ」
「私の故郷の食べ物ですよ」
久しぶりのおにぎりはおいしいですね。甘味があって、コンビニで買ったものとは違う手で握ったという感じがしていいですね、中に具が入っているというわけではありませんが、塩握りでも久しぶりに食べるとこんなにおいしいものだったのかと思わせてくれます。お茶は少し苦いくらいですが、それくらいの方がおいしいですね。
そして、他の人も十分満足しているようです。
「思ってた以上においしいぜ、これでいくらだぜ」
「多分これくらいじゃないかな」
リーチェがポーラに紙を見せます。私もこっそり覘きましたが、日本円で千円強といったところでしょうか。
「それで、これだけ安いとは驚きだな」
「そうですね、私も初めてこんなにおいしいもの食べました」
みんな満足しているようですが、店の名前からか、私は嫌な予感がします。
これ、ネズミの肉とかそういうことありませんよね、どうにも気になります。
それを食べてる二人の前で言うわけにはいかないので、あとでこっそり聞きましょうかね。
全員結構満足して帰るのでした。
ちなみに質問への回答は肯定とのことでした。知らない方が幸せなこともあるものです。
次回から旅の始まりです。
ここまで少し急ぎ足でしたかね?
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