八点四話 旅の仲間
「ごめんレイナちゃん用事を思い出したからちょっと行ってくるね、どこで待ち合わせをしようかな」
「五時ちょうどに時計塔下で」
「じゃあ、それでいいかな」
リーチェはそう言って、立ち去ります。
「レイナはもう大丈夫なのかぜ」
「まあ、良くはなってきましたよ」
「そうか、それは良かったぜ」
「これからポーラさんはどうするつもりですか」
「特には決めてないぜ、一緒に旅をする仲間がいるってわけでもないからな、そうだ、レイナ一緒に旅をしないか?」
「いいですね、私もそういう仲間はいなかったもので」
お互い結構強いはずですし、女の子どうしなので、結構楽しい旅ができそうです。
「レイナは今までどんなところに行ってきたんだぜ?」
「そうですね……
その後ものんびりと会話を続けて、おおよそ四時過ぎ、私自身こんなに話すことがあるとは思いませんでした。
アイリスさんとリーチェの約束もありますし、そろそろ移動しますかね。
「ポーラさん、そろそろ時計塔のところまで行きますか」
「もうそんな時間かぜ」
そう言いながら、ポーラさんは立ちあがります。
こうして、二人との約束の場所に向かいます。
時計塔の下まで行くと五時にはなっていませんでしたが、二人とももういました。いや、二人で話してますね。
「レイナちゃん体調は大丈夫かな」
「レイナさん、どうでしたかこの街は」
「上々って感じ、というか二人はいつの間に仲良く」
「ついさっき会って話してたら、仲良くなれたかな」
リーチェのコミュ力以外と高くないですか。私と違って前世でも友達多かったんですかね。
「レイナちゃんはこれからどうするつもりなのかな」
「ポーラさんと旅に出ようかと……」
「その旅、私がついて行ってもいいかな」
「別に私は構わないけど」
「私も問題ないぜ」
「すみませんが私も旅にご一緒してもいいでしょうか」
少し意外でしたね、アイリスさんがそんなことを言うとは、いや、今日会ったばかりの私が何を言っているのでしょうか。
「シスターの仕事は大丈夫なんですか」
「先程手続きは済ませてきました、大丈夫です」
こうして、四人で旅に行くことが決まりました。




