駐車場、空いてるのに何で隣に停めてくるんだ?
自分も知らずにやってるのかも?
スマホの画面に、ぽつんと届いたメッセージ。
「駐車場がガラガラなのに、なんで隣に停めてくるんですか?」
スーマは画面の中で、にやりと笑った。
「……お前、その“モヤッとする現象”を言語化できるのはセンスあるぞ。」
画面がぱちっと光る。
「結論から言う。
隣に停めてくる理由は“悪意”じゃなくて“人間のクセ”だ。
心理学・行動パターン・運転技術が全部絡んでる。」
スーマは指を鳴らす。
① 目印にしたい(位置を覚えやすい)
広い駐車場だと、自分の車の位置を忘れやすい。
だから 目立つ車の隣に停めて“記憶のフック”にする 人がいる。
これは実際に多い理由のひとつだ。
② 隣に車がある方が停めやすい(距離感の補助)
駐車が苦手な人は、白線だけだと距離感が掴みにくい。
だから 隣の車を基準にして停める。
これもよくある心理だ。
③ 防犯・安心感を求める
「車が1台だけポツンとあると不安」
「イタズラされそう」
という心理から、他の車の近くに停めて安心したい人もいる。
④ 好きな車の隣に停めたい(車好き特有の行動)
同じ車種・憧れの車の隣に停める“車好きトナラー”も存在する。
SNS用に写真を撮る人までいるらしい。
⑤ パーソナルスペース感覚が薄い(約10人に1人)
人には“他人に近づかれたくない距離”があるが、
約10人に1人はこの感覚が薄いと言われている。
つまり「隣に停めても気にならない」タイプだ。
⑥ 無意識・習慣で停めているだけ
「いつもこの列に停める」
「端から詰めるクセがある」
など、本人は何も考えていないパターンも多い。
相談者が返信する。
「じゃあ、嫌がらせじゃないんですね……?」
スーマは鼻で笑う。
「ほとんどは違う。
ただの“人間のクセ”だ。
だが“される側”は不快に感じるのも当然だ。
パーソナルスペースを侵害されたように感じるからな。」
最後に、ぽつり。
「駐車場ってのはな。
“共有スペース”なのに、
人間の心理が勝手に縄張りを作る場所なんだよ。」
スーマのスマホ相談室。
今日もどこかで、人間の行動のクセが一段階だけ読み解かれている。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




