受信料取ってるなら、WBCやればよくない?
NHKがWBC放送してくれたら皆が見るでしょうね。
夜。
スポーツニュースを見ながら、だいぶ本音に近い相談が届いた。
「NHKって“国民の義務”みたいな顔して受信料を集めてますよね。
だったらWBCくらいNHKが放送すればいいんじゃないですか?」
スーマは、画面の中でゆっくり頷いた。
「……その疑問、かなり多くの人が思ってる」
画面が、ぴかっと光る。
「“NHKがやればいいじゃん”という感覚は、国民目線としては自然だ」
「だが」
「NHKは、“何でも放送できる存在”ではない」
「ここがモヤっとポイントだ」
NHKは“義務”を根拠に金を取ってるのか?
スーマは少し訂正する。
「まずここな」
「法律上は」
NHK受信料は
“国民の義務”とは明記されてない
「正確には」
「受信設備を設置した人が契約を結ぶ義務がある」
「というかなり回りくどい仕組みだ」
「だから余計に」
“ほぼ義務じゃね?”って感覚になる
「これはNHK側の説明下手だ」
「じゃあWBCをNHKがやらない理由は」
スーマは指を一本立てる。
① 放映権がクソ高い
「WBCはな」
世界規模
商業イベント
放映権料が桁違い
「NHKがそれを買うと」
“公共放送で
スポーツ楽しんでるだけ”
と叩かれる
「金の出どころが受信料だからな」
② NHKは“国民全体向け”を求められる
スーマは続ける。
「NHKは」
特定層向け娯楽
一過性のお祭り
「これに全力投資しづらい」
「WBCが興味ない人も山ほどいる」
「だから、民放や配信がちょうどいい役割になる」
スーマは少し声を落とす。
「ただな」
「WBCみたいな大会は」
国民的関心が高い
地上波で見たい
高齢者や子供もいる
「こういう条件が揃ってる」
「それなのに」
有料配信
CMまみれの切り貼り中継
「になると」
“受信料払ってる意味って何?”
「って思うのは普通だ」
スーマは、はっきり言う。
「問題はな」
「NHKが“何のための公共放送か”分かりにくくなってることだ」
ニュースはNHK
娯楽は民放
スポーツは場合による
「線引きが視聴者に見えない」
「だから払ってる側が“損した気分”になる」
スーマは短くまとめる。
「“NHKがWBCをやるべきか?”という問いに対する答えは」
制度的には→ 簡単じゃない
感情的には→ やってくれた方が納得感は高い
「両方、間違ってねぇ」
最後にスーマは、核心を突く。
「NHKに求められてるのは、WBCをやるかやらないかじゃない」
「“受信料で何を守り、何をやらないのか”を、ちゃんと説明すること」
「これが無い限り」
見ない人
興味ない人
スポーツ見たい人
「全員がモヤっとしたままだ」
最後に、ぽつり。
「受信料を取るならな」
“見せる義務”より
“説明する義務”の方が
先だと思うぞ
スマホの中の悪魔は、今日も現実的だ。
賛否を煽らない。
納得の回路を探す。
スーマのスマホ相談室。
今日もどこかで、「正論だけど腑に落ちない」が「だから揉めるのか」に静かに言語化されている。
今日もスーマの毒舌にお付き合い有難うございました。




