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思わぬ幸運?
「す、すみませんでしたなんでも言うこと聞きます燃やさないでください」
足が熱い。火傷したと思う。
「違うってば!アレは私も想定外なの!普段は最初のアレみたいな火力なんだってば!」
上着を脱いでバッサバサと消火に取り掛かってくれるあたり、彼女はいい人なのだろう、とか考えていた。
「あぁもう、私が怪我させてしまったのならしょうがない!トクベツに、私の隠れ家に案内してあげるわ。」
ここでふと、ネットで覚えた異世界転移物のお約束を思い出した。
「もしかしてそれ、僕と同棲したいってことだったり?」キリッ
「は?バッカじゃないの」
「仰る通りで」
まぁ、僕は今のところ彼女に助けてもらうばかりか膝枕までしてもらって、何もしてないのにモテてるとかありえないわな。
「まぁとりあえずは火も消えたことですし、隠れ家に移動するとしましょう。あそこなら水もあるので、火傷を冷やすことも出来るでしょうし。」
そういって立ち上がると、僕を立たせてペースを合わせて一緒に歩いてくれるあたり、彼女は根は本当に優しい子なのだろう。




