↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名前を失う異世界物語  作者: きなこもち
1章・生存競争
PR
44/82

急襲

「かかりました!ここから500m程先、まっすぐです!」

『影』と別れてから1時間後、予想通りの方角で、ライムが敵を捉えた。

「逃げられると面倒だ、走ろう!」

「あっ、いえ、ダメです!逃げられました...」

「いや、諦めるにはまだ早いわ。500mしか離れてないんだから、敵の判断力次第ではまだ追いつけるかもしれない!」

走ると、意外と手前の方に、青年は佇んでいた。

「やぁやぁ君達。なかなかなご挨拶じゃあないか、人を転ばせるだなんて。」

陽気な口調で挑発してくる。

「フン、アンタも、私に向かって雷を落としてきたじゃない、お互い様よ。」

ルーアンも強気な口調で、それを返す。

「あれは戦いの中だ。油断は命取りになる、ということを教えてあげたくてね。」

「余計なお世話よ。」

互いに牽制しながら、にじり寄っていく両者。

「尤も、アンタの油断は、ここで逃げずに待っていた─その行動そのものだけどね!」

「大口を叩くのもいい加減にするといい。どうせ君は─」

「『白煙』!」

ルーアンと敵の周囲が、インクで塗りつぶしたように真っ白に染まる。

「なっ─卑怯な!」

「ライム、一気に行くわよ!」

「はい!『ウィップアーム』!」

「やっちまえ、『きびだんご』!」

怯んだ隙を逃さぬよう、一気に畳み掛ける。

だが...

「『電撃』!」

そう簡単には、行くはずもなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。