↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名前を失う異世界物語  作者: きなこもち
1章・生存競争
PR
38/82

対価

「フッ、どうやらこれで、お主らもまとまったようだな。」

「えぇ。アンタのおかげよ、ありがとう。」

さっきまでの敵意はどこえやら、美しい笑顔で、ルーアンは答えた。

「よろしい。では、今度は儂の為に働いてもらう。」

「いいわ。何をさせようっての?」

男は、ここからが本題とでも言わんばかりにほくそ笑んで、

「無論、敵一派の討伐だとも。」

最強の難題を提示してきた。


「敵一派って、僕ら以外にもグループが?」

「左様。尤もお主らとは違い、『鬼』の恐怖に支配された剛き者達だ。数もあちらの方が多い。そのへんの若造には負けない儂でも、数で押されると少々危ないのでな、敵の構成、現在の居場所などは分かる範囲で教える。代わりにお主らには、儂が負けないための駒となってもらおう。」

「願ったりだ。アンタ強そうだし、一緒にいれば死ぬことはない。」

仲間、とは言えなかった。この男を信用してしまうと、なにか取り返しのつかないことになるような、そんな気がしたからだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。