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目が覚めて...
目が覚めると、頭の下には何か柔らかい感触があった。
僕の枕はこんなに柔らかかったろうか、と訝しみながら、自分がいつの間に寝てしまったのか、今日の時間割はどうだったかなどと考えようとして、
「目は覚めた?あなたは何?風か何か?まぁそうよね。空から落ちてくるなんて、そんなの風ぐらいしか」
「なんだよ母さん。風邪なんか引いてねぇ...」
言いかけて、気づく。この枕、暖かい。
そして思い出す。自分が布団で眠ってなどいなかったことを。学校に帰って、届いた魔本を開いて、それから─
「僕が、落ちてきたって?」
「そうよ。大変だったんだから。最初は鳥か何かと思ったけど、世界が燃えてから鳥なんかいないし、人が落ちてきてると気づいてからはもうダッシュで...」
あまりのことに驚愕する。
夢かなにかと、ベタだとはわかっていてもほっぺたを抓ってみるが、痛いだけで特に変化はない。
「はぁ────────────────っ!?」




