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ヴィヴィの提案
「『鎌鼬』!」
白い刃が、蔓の腕を切り裂く。
「ッ!ダメです、これは受け止められません!」
蔓とはいえ仮にも腕だ、痛そうに顔を歪ませる。
次々と飛来物を叩き壊しながらも、それに紛れて飛んでくる空気の刃を重い腕では避けきれず、かすり傷が増えていく。
「クソッ!このままじゃまたジリ貧だ!」
「そうでもないと思いますヨ☆」
こんな状況でも、ヴィヴィは冷静だ。
「木や岩はサイズが大きすぎて無理がありマスが、ライムさん以外は、その刃をコスト0で受け止めきれる素晴らしいアイテムをお持ちでしょう☆」
「素晴らしいアイテム...?」
そんな気の利いたもの、僕やルーアンは持っていただろうか。
「...そっか、枝よ!燃やしても消えないってことは、きっと刃も受け止められるわ!」
「ちなみにキビスケさんはその腰の剣です☆なまくらとはいえ剣は剣。空気ぐらい受け止めてくれないと困ります☆」
「そうか、なるほど。それなら受け止められる!やるぞルーアン!これで敵の隙を伺おう!」
「ええ。アイツが浮いてるのは、多分風の力。こうやって持久戦してれば、MPが先に尽きるのはあっちよ!」




