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き び だ ん ご
「じゃ、そういうことだから、私に使いなさい、そのスキル!」
「りょーかい。えっと...」
「スキル名は、ご自分でつけていいと思いますヨ☆」
「自分で、ってもなぁ...」
突然スキルに名前をつけろ、と言われても困る。
派手な攻撃技ならともかく、エフェクトのないバフスキルなんか...そうか、バフか!
「じゃいくぞ、『きびだんご』!」
....................................。
流れる沈黙。冷める空気。
「え?」
「何だよ、お前がかけろっつったんだろ?」
「あっ、あー、それね!なるほど、そういう名前にしたわけか。」
あれ?
「なんというか...センスが...ないと、いいますか...いくらキビスケさんといっても...」
どうやらダサかったみたいだ。うん、確かに、自分でも『キビスケ』って名前との相性がよさげだったからといって思いつきで名付けるべきではなかったと思う。
「じゃあ違うのにするか...」
「イエ、貴方が1度そう名付けてしまった以上、それは無理な相談デス☆諦めてそのダサい名前で使ってください☆」
「ダサい言うな!!」
「いいからもう一度!仕切り直しよ!」
こうなったらもうヤケだ。
「よし、いくぞ!『きびだんご』ッ!!!」




