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ダンジョンと魔法と異世界  作者: たかばどん
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異世界03

異世界03


ギルドを出て右隣1件目が道具屋のようだった。

何が売っているのか興味があったので早速入ってみる。

「いらっしゃい」若い女の子がニコニコしながら迎えてくれた。

「おっ、お兄さん初めてみる顔だね。何をお求めですか」

「初めて来た町なので何が売ってるのか見たくて入ったんだ」

「それはそれは、いらっしゃいませ、でもこの町の特産品とか特に売ってないですよ」

「そうなんだ、まあ見させてもらうね」 

木を削って作った皿や湯呑らしきものやスプーンやフォーク等売っていた。

日本に有るものと色々比べながら見てみた。

「服や食料・武器とか無いのかい」尋ねると

「服は服屋、武器は武器屋、ウチは、冒険や旅に必要なテント・皿・鍋・携帯食料はここにありますよあと生活雑貨売ってるよ」

「お兄さんが欲しいもの無かったみたいだね」

「こんな田舎じゃしかたないよ、北に行って国境の街 コーヤに行けばいろいろ売ってるよ。」

「南にずーっと行って王都まで行けば、何でも売ってるよ」

「そうなんだ買取はしてないのかな?」聞くと

「何か売り物あるの?」

「いろいろあるけど」と言いながら格納から、まずは、異世界モノ定番鏡を取り出した。

「格納持ちですか、うらやましいですね」

「それは鏡ですか」といいながら女の子が手鏡を両手に持ち「鑑定」と声に出した。

「これは凄いですね、こんなにキレイな鏡は初めて見ましたこれ1個だけですか」と言われたので格納からあと9枚出しテーブルの上においた。

「売って頂けるのですよね」と言い俺の手を握ってきた。

「売るけど幾らになる?」

「鏡1枚あたり大金貨1枚、鏡10枚なので銀貨1枚でいかがですか?」

俺は「大金貨10枚で」といきおいよく言った。

日本だと銀より金のほうが高い。

金貨10枚もらった。

「他に何かありますか?」と言うので格納からダイ○ーで買った白い皿を大中小10枚ずつ出しテーブルに並べた。

「これはお皿ですか?」と言い鑑定をかけて見ている。

「木でも金属でもないもので出来ているのですね」と言い皿を表裏しっかり見ている。

「気をつけてな落としたら簡単に割れるからな」と言うとあわててテーブルの上に置いた。

「真っ白くて大きさが同じ品質良いお皿が10枚ずつですか」考え込む

「大は1枚あたり大金貨10枚、中は1枚あたり大金貨5枚、小は1枚あたり大金貨3枚でいかがでしょうか」

「君の鑑定で出た結果だろうそれでいいよ、ただし銀貨ではなく大金貨で欲しいな」

「大金貨でですか?少々お待ち下さい」と言いバックヤードに入って行き、暫くして重そうな布袋を持って来た。

「大金貨180枚入っています」

「ありがとう」と言って中を見てから格納に入れた。

「他にこんなのもあるんだけど」と言って、ダイ○ーで買ったガラスのコップを出した。

女の子はコップを手に取り

「こんな透明なコップがあるなんて」と言いコップに見とれている。

「このコップ幾らになる」と言いながら格納から同じガラスのコップを9個出した。

「銀貨1枚ではいかがでしょうか」

「マジで?」言うと。

あわてて「銀貨1枚と大金貨5枚では」と言いなおした。

「良いよその値段で」と言うと

「あの金貨ではなく銀貨でもよろしいでしょうか」と申し訳なさそうに言うので

「良いよ」と返事した。

バックヤードに一旦入った女の子は、

「大銀貨1枚と銀貨5枚になります」と言いながら布袋を持ってきた。

俺は中を確認し格納した。

「今日はこれぐらいでいいかな」と言うと

「本日は貴重なお取引させて頂きありがとうございました」と言うので

「こちらこそ、遠くないうちにまた来ますね、今回の10倍ぐらい持って来ますので金貨を準備しておいてください」と言って店をでた。


お隣に入ってみるとは野菜や何かツボに入った』物が売っていた。

見たことあるような野菜が結構あるが、品数も種類もそんなにない、小さな村ならこんなもんかと思い小太りの親父に

「こんにちは」言うと

「やあこんにちは、見かけないお顔だね、初めての来店かな?」

「えぇ、この町に初めて来ましたから」

「そうかここは、田舎で余り人がいないから野菜はそんなにないけど、味には自身があるよ」

「これはトマトですか」と言い、赤い実を指差した。

「あぁ、これはとても甘いトマトだ」と1個差し出してきたのでそのまま齧る。

甘いなんだこれはとても甘すぎる

「どうだ甘いだろう、これはうちの特産品さ」と胸をはる親父。

「砂糖をかけているみたいに甘いですね」

「砂糖なんて高級品手に入るわけないから、これは魔法を使える奴隷に作らせた特別な野菜なのさ」

「あっしまったしゃべっちまった、兄さん忘れてくれ」言うので、

「はい忘れました、1個お幾らするんですか」聞くと

「1個で銅貨1枚だ、結構するだろ」相場が分からないからなんとも言えないが

「そうですね、5個下さい」と銅貨5枚出した。店主が籠にトマトを5個入れ渡してきた。

「あいよ、兄ちゃんトマト入れるカバンは?」と言うので籠を手に

「トマト格納」と言ってトマトが無くなった籠を親父に渡した。

「格納持ちかい、うらやましい、兄ちゃん商人なりなよ大成功するぜ」

「考えてみます」

「ところで砂糖が高いと言ってましたね」

「あぁここじゃ砂糖が取れないからねぇ、これで大金貨1枚する」と小振りなツボを出してきた。

「砂糖少しあるんで買取ってもらえたりしますか」

「何砂糖売ってくれるのかい」

「何かお皿でもないですか」

「これでどうだ」と直径30cmぐらいの木皿を出してきたので

「砂糖1kg皿の上に出ろ」と念じると目の前の木皿に白い砂糖が出てきた、

コンビニで買った砂糖はビニールに包まれてるのでそのまま出すわけには行かないので木皿に出した。

「これは、真っ白じゃないか、本当に砂糖なのか」

「舐めてみて下さい」

親父が指で砂糖を一掴みして口に入れた

「砂糖だ、なんのまじりっけのない砂糖だ」

「売ってくれ、こんな砂糖初めてだ、貴族にも売れる」

貴族がいる世界なのか。

「幾らで買ってくれます?」量は先ほどの小ぶりなツボに入るぐらいだ

「大金貨10枚でどうだ」とこちらの様子を見てくる、言い値だもんなもう少し上乗せできると思うが

「良いですよ」

「ありがとう」と言って大金貨10枚を受け取った。

「塩とか香辛料は売買してないのですか」聞くと

「何 砂糖だけじゃなく塩ももっているのか?」

「えぇ有りますよ、もう皿はないですか?」

主人が皿を何枚か出してきたので、テーブルの上に皿を置き

「塩1kg皿の上に出ろ」と念じると皿の上に真っ白な塩が出てきた。

「これも真っ白なさらさらの塩、高級品じゃないか」指で一掴みして口に入れた。

「塩だえぐみの無い塩だこれ幾らで売ってくれる?」

くえない親父だ今度は値段を一切言わずに聞いてきた、

日本では塩なんて売ってる値段安いけどな、それなら

「幾らまでなら出しますか?」逆に聞いてみる

「金貨2枚でどうだ」金貨2枚か十分元は取れるな

「良いですよ」と言うと親父が凄いうれしそうな笑顔をして

「本当か、ありがとう」と言い金貨2枚出してきた

「これだけの量でいいのですか」と空いている木皿を横に並べ3枚の皿の上に塩を出した。

親父はびっくりした顔で

「こんなに良いのか?」

「どうぞ」

親父が新たに金貨6枚出してきた。

「コショウとかはいりませんか?」

「コショウも持っているのか、お前商人じゃないのか?」

「いえいえ商人ではないですが、たまたま持っていたのでお譲りしようかと思ったのです。そちらが欲しがるようなら」と言い笑顔をむけてやり

「コショウはいらないようですね」と言い背中を向ける

「ちょっと待った、いや待って下さい、コショウもぜひ売って頂けないでしょうか」と親父が頭を下げてきた。

「コショウは値が張りますよ」その昔 金と同じ重さで取引されていたと言うし。

木皿の上にコショウを出した砂糖の10分の1ぐらい100グラム程出した。

「お幾らで買って頂けますか」と言うと親父が考え込んでいる。

「大金貨20枚でお譲りして良いですよ」と言うと親父が俺を見て

「そんな値段でいいのですか?」と聞くので

「初回サービスですよ、これから長いお付き合いをして頂きたいですからね」こちらも大もうけだ。

親父から大金貨20枚をもらった。

「それではここらで失礼しますね」と言い店を出た。

親父からのありがとうございましたと言う声を背中に受けて。


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