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ダンジョンと魔法と異世界  作者: たかばどん
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異世界04

異世界04


この町で一番大きな建物に入ってみようとすると入口に槍を持って立っていたゴツイ男から

「ここは、奴隷商店だ 用がなければ帰れ」と言われた。

首輪をしているこの男も奴隷なのだろうか?

先程奴隷がいると聞いてから、もし奴隷が見れるなら奴隷商店に行きたいとは思っていたので

「掘り出し物が無いか見てみたい」

格納から大銀貨を手に取り出し男に見せるように

「金なら有る」

「お入り下さい」と客と認識したのか先ほどまでと態度が変わり入口の扉を開けてくれた。

店に入ると首輪をした若い男が立っている。

「いらっしゃいませ」若い男が俺に寄ってくる。

「本日は、どのような奴隷をお探しでしょうか」

「俺は、冒険者なんだが一緒に冒険出来る若い女が欲しい」

「申し訳ありません、ただいま冒険者に向いた技能を持ったものはおりません」

「そうか、残念だが、見せてももらうことはできるか」と聞くと

「分かりました、まずはお安いものから順にご案内致します。こちらへどうぞ」案内される

 何回か廊下を曲がり長い廊下に出た。

 廊下の左右の鉄格子の中に女の子が数人座っている。若いというか幼女だ、こんなに小さいのに奴隷で売られているのか悲しいな。

「この廊下の左右におります目につくモノがおりましたら後で商談室に連れて参ります、お知らせ下さい。」

「そうかわかった、ちなみに値段はどうなっているんですか」

「そうですね、こちらにいるモノ達が一番お安く大金貨10枚程度からとなっております」

ここには、こちらの世界の冒険についてきて欲しいと思うような娘はいなかった。

「ここにはいないかな」

「残念で御座います、次にご案内致します」

次の廊下の左右には、10代から20代ほどの男女が数人いた。

「ここは、幾らぐらいですか」と聞くと

「こちらは、銀貨数枚程となっております」

「いないですね」と言うと

「それでは、上に」と案内される

2階に上がる

「こちらは大銀貨数枚からで御座います」と言われた

そこには、10代から20代ぐらいのかわいい女の子が一人いた。

「一人だけ?」

「ただいまは、こちら一人で御座います」と答える。

なんか普通に何処にでもいそうな子だな

「銀貨と大銀貨の差はなんなんですか」と店員に言うと

「処女である事の他に文字が読めたり計算が出来る等特技が有るほど高くなります」

「そうなんですね、今回はちょっと欲しい人はいないかな」

「そうですか残念で御座います」1階の出入り口に案内された。

「冒険の出来る若い子がいたら良かったのだが残念でした」と言うと

「本日は、品揃えが悪く申し訳ございませんでした。またのご利用お待ちしております。」と言われ外に出た。


食堂があったので入ってみた。

「こんにちは」と言って店に入った。

「いらっしゃい、あら見かけない顔だね、うちは食堂だよ今の時間は、お昼ご飯の時間でランチ1種類銅貨3枚だよ」と女将さんらしき人に一気に言われて空いてる席に案内された。

「じゃそれを下さい」と言って席につくと待っていたかのように、他の席から

「魔狼を倒したお兄ちゃんじゃないか、ギルドに行ってきたかい」

「兄ちゃん強いね」

「なかなかの腕だね」とか放しかけられた。

「へーお兄ちゃん強いんだね」と言いながら女将さんがトレイに載せてランチを持ってきた。

そのまま横の空いてる席に座る。えっと思い女将さんの顔を見ると

「で 何飲む」と聞いて来た。

「昼間から酒は飲まないことに決めているんだけど、お酒の入っていない飲み物何かあるかい?」

「お茶、オレンジジュース、薄いワインがあるよ」

「お茶下さい」と言うと周りから

「へー」「さすが」「へっ」とかいろいろ言われた。

何かの肉野菜炒めにパンと薄い色のついたスープを

「頂きます」と両手を合わせてから食べ始めた。

周りが一瞬静寂に包まれる。

それから俺に向ける視線がよそよそしくなり誰も話しかけなくなった。

ちょっとして女将がお茶を持ってきた。

「何お兄ちゃん、ニッポン人かい?」

「えッ分かるんですか」

「食事の前に手を合わせて頂きますを言うのはニッポン人だけだからね」

「俺の他にもニッポン人来たこと有るんですか」と聞くと

「あぁ、何人か来た事あるよ、みんな刀と呼ばれる剣を持っていてめっぽう強くて貴族や王族に取り立てられているよ」

「へーそうなんですね」俺みたいにこちらに来るときダンジョンをクリアしてダンジョンマスタになったくればそりゃ強いよね、

「あーそうなんだ、俺は平民ですよ」周りの空気が和らぐ

「今は、将来なんて誰も分かりませんし」と言うと

「そりゃそうだ、誰が何になるかなんて明日のことは誰もわからないよね」と言い女将さんは戻っていった。

周りの雰囲気が余り良く無さそうだったので

「女将さん」を呼び

「皆さんに何か飲ませて下さいと言って金貨1枚出した。

「にいちゃん分かってるね」

「さすがニッポン人だ」

「ありがとう」

「エール」

「ワイン」

それからそそくさと食事をすませ女将に銅貨3枚渡そうとすると

「先ほどの金貨で十分お釣りが出るよ」と言われ店を出た。

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