異世界01
異世界01
金曜日ビットカメラで買い物してばあちゃんちに向かった俺は装備を整えダンジョンに入った。
電動自転車に乗りゆっくりダンジョンを進む何にも出会わなかった。
3分もかからないうちに反対側の出口についた、あの巨人を倒した事でこのダンジョンはただのダンジョン?通路?洞窟?に変化したのだろうと思った。
自転車を格納し外の様子を伺いながらダンジョンから出た。
森だ、草や木がある、しかし夜だ真っ暗、ダンジョンに戻る。
俺は、ブルーシートを取り出し地面に引いた、その上に寝袋を取り出す。
「ダンジョン俺はしばらく寝るから何もダンジョンに入れないでくれ」と言い寝た。
数時間後目を覚ました俺は、腕時計を見ると午前6時くらいだった。
お茶とおにぎりを取り出し食べる、外を見ると明るい、ダンジョンから出る。
昨日ビットカメラで買ったドローンを出し、ドローン本体とカメラのSWをオンにして地面に置いた。
荷台から操縦器を手に取りSWをオンにしてゆっくりドローンを浮かせた。
2mぐらいの高さで1周ぐるりと回して周囲の様子を録画させた。
そのままの場所で高さを徐々に上げながら一旦静止させ1周ぐるりと回して周囲の様子を録画させた。
また高度を上げ周囲の様子を録画させる、これを何回か繰り返した。
ドローンを限界の高さまで上げてゆっくり上下しながら何周かさせ足元に戻した。
全てのSWを切り格納した。
俺の持っているドローンのカメラは、パソコンに接続しないと映像が見れないタイプなので一度家に帰って見ることにした。
自転車にのりダンジョンを進む、やはり3分程で通り抜けられた。
なあちゃんちに帰るとパソコンとドローンのカメラを取り出し接続した。
映像を見ていると洞窟側は、結構な高さの山、山脈がずっーとつながっている、映像では、切れるところが見えない。
山の反対側は、森だったこれも山にへばりつくようにずっーとつながっている。
高度を上げて行くと森の終わりが見えた。
森の先は草原のような感じだ、道らしきものが有り、人らしきものと馬車らしきものが通っているのが見えた。
建物が固まって見えるところが有る。
映像で見る限りでは、建物はそこ1箇所だけだ。
映像を何度も繰り返し見た。
映像を見た限りでは、洞窟は、山脈に有り、その山脈に森林がつながっている、
森林の幅は、結構有り、その向こうは、草原が広がっている森林に平行するように道路が有る。
人は徒歩か馬車で移動している。
人家は、あちこちにポツリと有るのでは無くまとまって有り集落か町を形成している。
草原はなだらかにうねっており山のようなものはなく、丘といえる程度の高さだ。
日本じゃないよな山の向こう側にこんな風景は無かった。
異世界なんだろうな。
異世界なら、格納を使って商品取引、捕まって奴隷にされる?勇者召喚?召喚されてないし。
夢はいろいろ広がる。
時計を見ると午後になっていた、今日はもうあちらに行くのはやめて買い物行こう。
ダイ○ーやコンビニでいろいろ買い込んだ。
次の日 ダンジョンを通り抜けた俺は、自転車を格納し探検して見る事にした。
帰る時迷わないように草を刈り木の枝を折って目印を作り進む。
角がある猿が木の上から飛び掛かってきたが、俺は、返り討ちにしてやった、一撃で仕留める。
暫らくまてば、洞窟の中のように猿が消えて玉が残るだろうと思いまったが、消えなかった、
それどころか猿の血の匂いに寄せられて狼が何匹か寄ってきた。
俺が猿の死体から離れて角犬達を睨んでいると、角犬達は、俺を威嚇しながら猿の死体に近づきかじりついた。
俺の様子を伺いながらサルの死体を食べ終えた角犬達は、腹いっぱいになり満足したのか立ち去って行った。
洞窟にいた魔物?達は、消えたが外にいるモノたちは、消えないらしい。
俺は、猿の死体の近くで何かが光ったので近づくとコアがあった。
コアは、体の中にあるらしい。
俺は、血だらけで汚い玉を地面の草で拭きなが手に取る。
洞窟で拾った玉と同じだ、ただこちらは、血で生臭い。
それから進むと洞窟にいたような生き物?達が何度も現れ退治した。
肉は食べれるのか分からないのでそのままに玉だけ取り出し格納した。
やがて森から出た。
辺り一面草原だ。
起伏がある草原には、たまに木が生えていたり石が転がっていたりする。
森を出たところにあった木の枝を切り取り遠くから見てもわかりやすいように目印を付ける。
近くにあったでかい石の上に立ち、背負っていた、リュックから双眼鏡を取り出し何かないか見渡した。
遠くに道が見え道の先に建物らしきものが見えた、歩けばどれくらいかかるのだろう。
俺は、そちらに向かって歩き出した。
草が腰の高さぐらいまである、歩きづらい足元に何かあっても分かりづらい。
おそらく体のポテンシャルが上がってるせいだろう体に全く疲労感は無い。
たまに腰まである草の間に違う草や花があったりする。
角兎がたまにいるのだが俺を見て逃げて行く。
洞窟の中の角兎は、向かって来たのに草原にいるのは違うなと思って歩いていた。
すると草が不自然に揺れ何かが草を走っている音がする。
俺は、両手に鉈を1本ずつ持ち何かを構えて待つ、いきなり角兎が何匹か飛び掛かって来た。
俺は、鉈を振るって次々に飛び掛かって来る角兎を始末していく。
10匹近く始末したところで襲撃が無くなった。
俺は、角兎の死体を集めようかと鉈を鞘に入れ屈もうとした時、いきなり角兎が左右から飛び掛かって来た。
慌てて前に倒れ込み角兎を避け鉈を手に持ち再度飛び掛かってこようとする角兎を切り捨てる。
しばらく待つが何も起きないので角兎をそのまま格納した。
解体する時間がないし試してみたいことがあったからだ。
「角兎のコア出てこい」と言うとコアが出てきた。
やはり丸ごと格納すると出すときに別々に取り出せるようだ。
枝打ち鎌を肩に担いで歩き出す。
暫らくするとまた角兎が襲い掛かって来た。
10匹程倒し格納した。
暫らく歩き、道に出た。
道と言っても舗装されておらず、ただ人や馬車が行きかいすることにより踏み固めて道になったような感じだ。
人や馬車は、見当たらない。
建物のあった方を見ると肉眼でも遠くに建物が見えた。
だが俺は、詳しく見たいのでリュックから双眼鏡を出して見てみる。
建物の半分くらいの高さの塀に囲まれた村か町だ。
見えている範囲だけで建物が30軒ぐらいはあるので結構な人がいそうだ。
塀だけで門が見えないぐるっと回らないと行けないみたいだな。
塀の周りには、畑らしきものが見えその外側には柵があるようだ。
畑で動いている人影が見える、普通に人だ。
髪の色が黒くない、白人系の人かな?
言葉は通じるだろうか?
生活魔法(言語理解):3.0 があるから大丈夫だろう。
顔までは遠くて見えないが、手が2本、足が2本みたいだ。
よし後少しだ頑張ろうと自分に気合を入れ再び歩き出した。




