異世界10
異世界10
スマホで時間を見ると午後4時過ぎだった。
ばあちゃんちに帰るか、ここで宿を探して1泊し明日帰るか、どうしよう悩むな?
前回が、午後3時過ぎでばあちゃんちに暗くなった直後ぐらいだったから今日はダンジョン手前で確実に暗くなるなー
「よし今日は、ここで宿を探そう」と言って周りを見渡した。11人は「はい」と返事した。
宿はどの辺だろう?武道具屋から門に向かって歩いて来る途中には無かった。
ちょうどギルドが見えるところにやって来た。俺は皆に「ギルドで宿聞いてくる」と言って
ギルドに向かって小走りして入った。
受付にいるおっさんに
「お勧めの宿教えてもらえませんか?」と言うと
「緑のタカバさんですね、お勧めは門から入って2軒目の冒険者の宿です、少しでも安いほうがよければ門横の門番の宿、
浴場に入りたいならちょっとお高いですが、ギルドの斜め向かい側の味と風呂の宿ミッキーの3軒しか宿は無いですよ。」
と教えてくれた。
「ミッキーに行こうかな。いきなり行ってフロントに空いてるか聞けばいいのかな。」と聞くと
「えぇ、貴族様でも泊まっていない限り空いてると思いますよ」
「有難う行ってみるよ」言いギルドを出る。
ギルドの前にいるディート達に話しかけてる男達がいた、
「何をやっている?」俺が声をかける、男の一人が
「何でも無いあっちに行け」と言う
「行くわけないだろうお前達こそ何処か行け」と言うと
「何だと、俺たちが今話をつけてるんだ、後から来たやつが口出しするんじゃねえ」と俺にすごんできた
「ばかかお前ら俺の女達に何やってるんだ、あっちに行け」と言う
「何だとおめえの女だと」男達が俺を囲むように集まってきた
「何だお前達、人の女に手出して無事帰れると思っているのか」と俺
「何言ってやがるてめえ、こちらのお方は緑のキューノ様と言いこの町№2の腕前なんだぞ」
「なんだ、赤じゃないのか、俺の他にいる緑の一人だろ、それで、その他のざこ達は?」
「なにを俺達をざこだと」
「俺の他にいる緑だと」
「例のニッポン人じゃないのか」
「いい覚悟じゃないか女の前だからとカッコつけやがって」と言い男達が刃物を出した。
俺は後ろに向かって
「おいギルド長こんな時相手に怪我させたり殺したりしたらどうなるんだ?」と聞く。
ギルドの出口にいたギルド長は、
「勝ったほうの勝ちだ、負けたものは何も言えない、殺され損だ。」そうなんだな
「分かった、やろうぜ」俺が言う
「カッコつけやがって」
「マグナム357出ろ」と言うと右手にリボルバー拳銃が現れた。
「なんだそれは」とか言いながら男達が襲い掛かって来る。
俺は、男達の足に向かって1発ずつ銃を撃つ、男達の足が吹き飛んだ
「リロード」と言うと拳銃が一瞬消えてまた現れた。6発撃って玉が空になったので一度格納し弾を補充した銃をまた右手に出したのだ。
マグナム弾なので威力が大きく音も大きい、緑のキューノ様と言われた男が一人立っている。
「どうする、かかって来いよ」手招きする、
「逃げるな、逃げると撃つぞ、こいつらはあんたの手下だろちゃんと面倒みろよ」と言い、ギルド長に
「後は任せた、勝ったほうの勝ちだよな」と言い、ギルドの斜め向かい側の味と風呂の宿ミッキーに皆で向かった。
「神官を呼べ治癒魔法持っているもの誰かいないか」と慌しく人が動きだした。
俺達は 味と風呂の宿ミッキー のフロントに来た。
「いらっしゃいませ、ニッポン人様と奴隷11人で御座いますね。」
「あぁ全員に部屋を頼む」
「全員ですか、奴隷にも」
「あぁ全員だ風呂も食事も」
「「お部屋は2人部屋・3人部屋・5人部屋と有りますが」
「5人部屋二つと2人部屋ひとつでいいかな。」と聞くと
「部屋割りは、一部屋目は、ミレル、シビル、マイ、メリッサ、シャル。
二部屋目は、アイラ、ジーニ、マオ、エリス、ジェニで
2人部屋は俺とディートでいいかな」
「はい」とみんな返事した。
「メリッサ、シャル、ディートは来てくれ、他の皆は部屋に行っててくれ」と言い外に出る。
そこには血だらけの男達と治療しようとする者達がいて怒号が飛び交っていた。
しかし俺達が近寄ると急に静かになった。
俺は一人の男に近寄ると男のちぎれた足を持ち傷口を合わせながら
骨、筋肉、血管、筋が引っ付くイメージをしながら
「このものの怪我を治したまえ、ヒール」
「そして痛みを消したまえ、ヒール」と言うと目の前で足が修復されていく。
周りの人々は、びっくりしている。男の足は傷ひとつ無く元通りになった。
「ありがとうございます、ありがとうございます。」俺を拝み出した。
次の男のところに行く、先ほど同様に男のちぎれた足を持ち傷口を合わせながら
骨、筋肉、血管、筋が引っ付くイメージをしながら
「このものの怪我を治したまえ、ヒール」
「そして痛みを消したまえ、ヒール」と言うと目の前で足が修復されていく。
やがて男の足は傷ひとつ無く元通りになった。
「すごい神官や医者よりも見事だ」
「メリッサ、シャル、ディートは見ていたね、できるかい?」
顔が引き攣っている、
「一人ずつやってみようか。」
次の男のところに行き
「ディートここにおいで」
「男のちぎれた足を持ち傷口を合わせて、まずクリーンで汚れやばい菌を消毒する、
そして骨、筋肉、血管、筋が引っ付くイメージをしながら
「このものの怪我を治したまえ、ヒールと唱える」
「そして傷口は治っても痛みがあるので、痛みを消したまえ、ヒール」
「ほらできた。出来たでしょう」
「次シャルここにおいで見ていたでしょう同じようにすればいいから」と次のおとこのそばに行く。
同様にするとシャルもできた。
他の男たちは、神官とこの町の医者が対応していた。
「後は良いですね」、と言い宿に戻った。
日本で勉強した人体の構造が役に立った。とてもうれしい。
フロントに風呂は準備できてるか聞き、男湯も女湯も準備出来てるらしいので風呂に入る。
その前に一人ずつ、ショーツ、Tシャツ、ジャージ上下、タオル、バスタオル、石鹸を手渡しした。
俺は一人寂しく風呂に入った、治療の際に大分返り血で汚れたので丹念に体を洗った。
風呂上りに、火と風の魔法を掛け合わせてドライヤー魔法を作ったので全身を乾燥させた。
風呂から外に出て夜風に当たっているとディートが出てきたのでドライヤー魔法で髪の毛を乾燥した。
すると次々に出てくる皆が羨ましそうに見ているので出て来た順に髪の毛を乾燥させた。
部屋に戻る時夕食が出来ていると言われたので、タオルや洗濯物を部屋において食堂に向かった。
味と風呂の宿ミッキーと言うだけあって食事は中々ボリュームが有り、味がしっかりしていてなかなか美味しかった。
他のお客とトラブルも無いまま食事は終わり部屋に戻った。
さあディートとお楽しみの時間だとベッドに入ったのだが、魔法を使ったりしたので思いのほか疲れていたようで直ぐ寝てしまった。
5人部屋の皆は壁に耳を当て楽しみに待っていたらしい。




