魔人討伐
らいと亜村は、魔人 ラガンとの戦闘を始めた
ラガン「貴様は私の脅威だ!貴様からまっさきに始末してくれる!」
爆焰を喰らっていたにも関わらず、ラガンの体は完全に再生しきっていた
亜村の短剣がラガンと衝突した時、金属同士がぶつかり合うような音がした
亜村「おうおう!焦ってるな、でかいの貰ってビビってんのか!」
ラガン「くっ!邪魔だ!【氷槍】(アイスピラー)!」
亜村はラガンの放った魔法を難なく躱している
亜村「当たってねぇぞ!さっきみたいな余裕な表情も一切ねぇな!」
ラガン「くっ!小賢しい!貴様では攻撃が通らぬからと、格下の魔法使い風情と協力しおって!」
亜村「格下?ちげぇな、らいは格下なんかじゃねぇ、らいは俺と同列な、攻略者だ!」
と、ラガンを蹴飛ばし、互いに距離が空いた
亜村「らい、後どれくらいだ!」
らい「【爆焰】!」
そう言い終わるや否や、即座にらいが爆焰を放ち、またもラガンに直撃する
亜村「らい!撃つなら撃つって言ってくれ!俺まで危ねぇから!」
らい「わりぃ、だけど、正直に撃つなんて言ってたら、避けられたかもしれねぇだろ!」
ラガン「この…殺してやるぞ、下等生物どもがァ!【氷槍】!」
そう言いながら、先程とは比べ物にならないほどたくさんの氷槍を放つ…しかし
バリン…と、割れるような音が響く、次の瞬間、氷槍が全て壊れていた
ラガン「な!」
???「亜村が来てるから、大丈夫だと思って手を出さなかったけど、来てて良かったみたいね。」
亜村「遅ぇぞ、フレイ!」
フレイ「あんたがそこのやつと話してた時から着いてるわよ!
あんたなら1人でいけると思ってたけど、嫌な予感がしてちょっと観察してたのよ!」
らい「フレイ!こいつは単純な物理攻撃が効かない!
高精度の魔力付与か、魔法での攻撃でしかダメージが通らないんだ!」
フレイ「へぇ、なら、私の敵じゃないわね、【炎魔】の実力、見せてやるわ、【蒼炎弾】」
フレイがそう言うと、手には青く、そして力強い炎が灯っていた
ラガン「その炎は、まさか魔神の炎!何故下等生物である貴様がその炎を!」
フレイ「知らないわよ、これは私が編み出した炎、そして、あんたを殺す炎よ。」
と言い、青い炎を放つと、フレイの手から消え、音を発することもなく、ラガンに直撃していた
そして、ラガンは言葉を発することもなく、灰すら残さず消滅した
らい「か…勝った…のか?」
亜村「あぁ、俺たちの勝ちだ!」
フレイ「私のおかげね、亜村、らい、感謝しなさい!」
亜村とらい「はいはい、ありがとさん」
フレイ「ちょっと!もうちょっと心を込めて感謝しなさいよ!」
らい「うん、ほんとにありがとう、フレイ。
フレイが来なかったら負けてた、
もう魔力がギリギリで、あれで倒せてなかったから、
どうしようかと思ってたんだ。」
亜村「そんなにギリギリだったのか!」
らい「うん、あとはマッチくらいの火を放つくらいしか無理だったかな。」
フレイ「ほんとにギリギリじゃない、もっと魔力を伸ばしなさいよ!」
らい「無茶言うな!お前は超級で俺はFランク!
そもそもの魔力量が違うんだよ!」
亜村「そうだぞ、それに、これでも、らいはかなり強くなってんだ、これ以上求めるには神にでも願わねぇと無理だ。」
南雲「らい…俺たちは助かったのか?」
らい「南雲さん!はい、俺たちは助かりました!
まだこれからも、攻略隊を続けられますよ!」
南雲「っ…そうだな、本当にありがとう。
らいと、超級の2人のおかげで、俺たち攻略隊の命は助かった。
本当に、ありがとうございました!」
攻略隊全員「ありがとうございました!」
大橋「にしても、らい君、超級の2人と気さくに話してるけど、幼馴染って、亜村さんだけじゃなかったの?」
らい「あ、幼馴染なのは、レオンと、フレイと、亜村の3人ですね。」
大橋「トップ3と幼馴染って君、スゴすぎるでしょ!」
らい「レオン達とは、親が親友同士で、昔から一緒に遊んだり、特訓したりした仲なんですよ。」
大橋「らい君たちのご両親は?」
らい「俺たちの両親は全員、S級攻略者でした、ですが、8年前に起きた、特1級亀裂大発生によって、全員亡くなりました…」
大橋「ご、ごめんね!嫌な思い出だったよね!」
らい「いえ、完璧に乗り越えたとは言えませんが、ある程度割り切ってますので!」
フレイ「らい!これから私たちご飯食べに行くんだけど、あんたも来る?」
らい「うん、行くよ、空も連れてっていいかな?」
フレイ「もちろんよ!逆に空を連れてこなかったらあんたにさっきの炎をお見舞いしちゃうわよ?」
らい「やめろよ、流石にあの化け物が即死した炎なんて、俺は掠っただけで即死だわ!」
そうして、らい達は話をしながらご飯を食べに行った
空「兄ちゃんすごいね!あの超級のトップ3と幼馴染だったなんて!」
らい「いや、偶然だよ、俺たちの親の仲が良かったから、幼馴染でいれてるだけさ…ほら、さっさと寝るぞ、明日も学校だろ?近いうちにテストがあるんだろ?しっかり勉強してるのか?」
空「うっ…実は全然…」
らい「はは、今日は無理だけど、明日の夜に勉強教えてやるよ、兄ちゃんはこれでも学校は首席で卒業したんだぜ。」
空「そうだよね、学校には能力封じの結界が貼られてて、階級差なんて関係なくなってるから、努力がものを言うもんね。」
らい「そう、それに、俺には才能はないから、努力して、みんなに並び立つしかないんだ…」
空「それじゃあ、また明日ね、兄ちゃん!」
らい「おう、また明日。」
そして、空は部屋に戻って行った
らい「…そろそろ見るか、【ステータス】。」
【SYSTEM】
〈緊急クエスト:スタンピードを阻止せよ〉CLEAR
〈報酬を獲得:レベル+10、レア度5の防具、レア度2のアイテムをランダムに10個〉
《レベルアップ》×12
《Lv.18▶︎Lv.30》
〈レア度5防具:赤龍の肘当てを獲得〉
〈レア度2アイテム:ポーション×3、鉄の短剣×2、☆2強化石×5を獲得〉
らい「あれ?なんで報酬とは別に、2レベル上がってるんだ?…あ、途中のゴブリンやゴブリンメイジの経験値か!
とりあえず、今のステータスを確認しとこう。」
【SYSTEM】
《個体名:天月 雷》
《Lv.30》
《HP:275/275 MP:350/350》
[現在のステータス]
筋力:20 速力:30 感覚:70 体力:55 魔力:70
[所持SP:120]
{スキル}
〈予知:Lv.3〉〈鑑定:Lv.6〉〈ゴブリンキラー〉
〈一騎当千〉〈超加速:Lv.4〉〈短剣術:Lv.4〉
〈火魔法:Lv.5〉〈苦痛耐性:Lv.1〉〈投擲:Lv.1〉
〈弱点看破〉
らい「お、いい感じにスキルレベルも上がってるな、
あれ?知らないスキルが増えてる?
えっと、〈弱点看破〉は、鑑定のスキルレベルが5になった時の派生スキルで、レベルは鑑定に依存する…相手の弱点を見抜くことが出来るスキルか!
これはいいな!それじゃ、最後に感覚に30、魔力に80、速力に10振って、よし、寝るか!」
らいが寝静まったあと…
【SYSTEM】
〈条件達成、魔力の数値が100を超えました、新たなスキルを獲得〉
〈スキル獲得:〈魔力操作:Lv1〉〉
〈魔力の数値が150に達しました。〉
〈スキル獲得:〈水魔法:Lv.1〉〈風魔法:Lv.1〉〈土魔法:Lv.1〉〉
〈条件達成、スキルの統合を行います〉
〈スキル統合:〈火魔法:Lv5〉〈水魔法:Lv.1〉〈風魔法:Lv.1〉〈土魔法:Lv.1〉を統合し、〈元素魔法:Lv.2〉を獲得〉
こうして、らいの知らぬ間に、新たなスキルを獲得していたのだった
読んでいただきありがとうございます!
ついにラガン討伐!
そして、らいも少しずつ“普通のFランク”ではなくなってきました。
今回の戦闘では、
* 亜村の【神速】
* フレイの【蒼炎】
* らいの【爆焰】
と、それぞれ違う強さを書けて楽しかったです!
そして最後には、新たなスキルや統合も発生しました。
これから、らいがどんな戦い方をしていくのか、自分でも楽しみです!
面白かったら、ブックマークや感想などいただけると励みになります!




