新システムと異変
レオンと話をしてから3日が経った
らい「最近、全くクエストが出されないな、
最後のホブゴブリンの討伐…あ!報酬貰ってない!」
【SYSTEM】
〈クエスト:ホブゴブリンを討伐せよ〉CLEAR
〈報酬:権限レベル+1〉
らい「権限レベル?あ、確かに、初めてシステムを手に入れた時に権限がレベル1って言ってたな。」
【SYSTEM】
〈システムに新たな項目を追加〉
〈職業、融合、ショップの項目を追加しました〉
らい「職業と融合にショップ?えっと、職業は…あれ?何もない?」
【SYSTEM】
〈一次転職クエスト:好きなステータスを100にせよ〉
〈CLEAR報酬:3つの職業の選択権〉
らい「3つも職業が解放されるのか…これは後々だな、
融合は、自分の持ってるアイテムを合わせて、
新しいアイテムを作ることができるのか。
ショップは…え、モンスターを倒すとショップで使えるお金が手に入るのか。」
新たなシステムを手に入れ、検証しようとしたのだが…
らい「アイテムもSPも全然ない!
アイテムに関しては、買おうとしたら金が足りないし、
SPに関しては誰も予約してない亀裂がないからレベル上げができないし、モンスター倒したら手に入るお金はショップ項目追加後じゃないと手に入らないっぽいし!」
そう叫んでいると
荒木「あれ?らいじゃねぇか、どうしたんだ?」
らい「荒木さん!荒木さんこそどうしたんですか?」
荒木「いや、前にパーティ解散するって言っただろ?
あの後から、俺は攻略者を引退してさ、
今は普通に働いてんのよ。」
らい「そ、そうなんですか。」
荒木「…で、何に困ってんだ?言ったろ、困ったことがあれば、俺を頼れって!」
らい「…じ、実は、自分、魔力量が増えて、ソロで6級のモンスターを相手できるようになったんです!」
荒木「マジか!良かったじゃねぇか!」
らい「はい、けど、6級亀裂が全部予約されてて、入れないんですよ。」
荒木「それなら俺に任せとけ、俺のダチに攻略隊をやってるやつがいるから、そいつを紹介してやるよ。」
らい「あ、ありがとうございます!」
荒木さんがどこかに電話をして戻ってくる
荒木「話を通した感じ、参加していいそうだ、今回やるのが5級らしいが、6級モンスターをソロで複数相手出来んだろ?
なら、5級モンスターくらいなら大丈夫だ!」
らい「はい!ありがとうございます!」
そうして、荒木さんの紹介で、攻略隊の人たちと合流した
らい「本日は、よろしくお願いします!」
南雲「おう、お前が荒木が言ってた らいか!
俺は 南雲 賢治、この攻略隊のリーダーで、
C級攻略者だ、よろしくな。
この攻略隊はお前を抜いて7人で構成されている、
俺以外はD級だが、かなり強いぞ!」
らい「よろしくお願いします!」
大橋「君が荒木っちが言ってた らい君か!
聞いたぞ、Fランクだが、努力で魔力量を増やし強くなったのだろう!けど、Fランクなのに5級でも大丈夫?」
らい「はい、多分大丈夫です!」
大橋「そっか、ならあんまり足でまといになったりはしないかな。」
南雲「おい大橋、らい、そろそろ行くぞ!」
大橋「は〜い。」
らい「はい!」
そうして、攻略隊と共に、5級亀裂の中に入って行った
そして、らいはゴブリンとゴブリンメイジを、前回の戦闘とは比べ物にならない程、楽に倒していく
大橋「お、らい君、意外とやるねぇ。」
南雲「確かに、話に聞いていたのよりやるじゃないか。」
らい「ふぅ、確実に前より強くなってる。
(けど、レベルがもう18だからか、なかなかレベルが上がらないな…どうにかして早めに上げる方法は無いものか。)」
【SYSTEM】
〈緊急クエスト:スタンピードを阻止せよ〉
〈CLEAR報酬:レベル×10、レア度5の防具、レア度2のアイテムをランダムに10個〉
らい「え?スタンピード?」
と、システムがそのクエストを出した途端…亀裂の奥から何やら異様な魔力を感じた
その魔力に、らいを含めた攻略隊全員が気づき
南雲「今すぐに脱出の魔法石を使え!」
一同「はい!」
と、全員、脱出の魔法石を使い亀裂から出ることに成功する
南雲「報告!工業地帯の第一工場の5級亀裂にて、スタンピードの前兆と思わしき魔力を感知!至急、援軍を要請する!現在現場にはC級1名、D級6名、Fランク1名の攻略者がいるが、この人数と実力では、もって5分が限界だ!」
大橋「マジかよ…こんな時にスタンピード?災難すぎるでしょ。」
らい「スタンピード…けど、これってただのスタンピードと違いますよね!」
大橋「え?」
らい「本来のスタンピードは、1つの場所に亀裂が大量発生した際のものです、今回のは…モンスタースタンピード…つまり、亀裂自体の等級が上がるスタンピードです!」
攻略隊全員「!?」
南雲「確かに、周りに他の亀裂はない!クソ!
再報告!今回のスタンピードはモンスタースタンピードと推測!おそらく亀裂の等級が上がるため、4級、もしくは3級と予想!至急、S級以上の攻略者の援軍を要請する!」
大橋「南雲さん、これ、俺たちどのくらい耐えれますかね。」
南雲「正直なことを言うと、1分ももたないかもしれない…」
隊員1「まだ死にたくねぇ。」
隊員2「けど、私たちがここを離れて、モンスターを取り逃したら、それこそ終わりよ!」
らい「皆さん、落ち着いてください!南雲さん!俺抜きで考えて1分もつかもたないかなんですよね!」
南雲「あ、あぁ、そうだ、らいはFランクだから、基本戦力としては数えない方針だ。」
らい「では、この近くに超級の人が1人心当たりがあります!」
攻略隊全員「!?」
南雲「そ、それは本当か!」
らい「はい、この近くには……
超級ランキング第3位の、あいつがいます!」
第6話【新システムと異変】を読んでいただきありがとうございます!
今回は新システムの追加と、物語が大きく動き始める異変の始まりでした!
そして次回、ついに“超級”が動きます。
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