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「せい、でやぁあ! 加島……っ、ソイツ気をつけろよ、何かを狙ってるぞ!」「はい、わかりました。勇さんもお願いします、師匠とはいえ気をつけて欲しいの!」
獣人となっても綺麗な髪を流し、そうして木を蹴って直角の斬撃を。召喚騎士と呼ばれる俺と完全に連携してて、それはかなり異様な2人であること。まさかスポッター……? ウソだろ……、あんなの受けるのがいるのか。なんなんだコイツらは、こんな異様なの帝都でも見ねえよぉ――。
「コッチは押してはいるが、それで、俺だろうな。だったらむしろ――」気になる、俺を睨むその眼が。
罠だろう、恐らくは何かを企んでいる。だがこの戦いにおいてあまり貴族本体へと攻撃するのは得策ではないよな、何せ学校の皆がいるからだ。
召喚術師は無詠唱だというのが、カード気配だけは気をつけないとで。
加島、少しだけこのトロールをお前に頼みたい、そう言って俺は真っ直ぐに「なぁ……、話があるんだよ。今そいつらを離せば俺らは退くぞ、戦争を起こす気は全くないんだよ」
敵を任せて対話へと切るんだ、これなら俺だけを標的にできるだろうし。それに監視しやすい。相手は手札がまだフルだという事。
「俺はアンタがルールを破ったとは思ってない、勘違いってだけなんだろう。じゃあ剣を収めてくれないか……、お願いだ、お願いします……!」
恐らくこうせねば退けぬだろうよ、渋々だが頭を下げたんだ、その時異変が。
あの貴族が子猫を蹴って放り込んだんだ、その斬撃の前へと。加島の前へと蹴り込み。
「えぅ!? うそ――マズイ……です」まず――。
体勢を崩した、草を削る、土をも噛んだ、無理な体勢で子猫を守ろうとし潰されかけ、そうして更に召喚を「トロールを召喚だ」現れた瞬間に攻撃を命令して「殺すなよ、ただ動けないようにしろォ!」
狙うはその加島一人で、だがしかし一撃に合わせる加島が、必殺で「ユキネ・1手……!1手は……うぅ、うぅぅ!? ごめんなさい……こんなの、耐えられない、ぐっ、うぅぅ!?」
ぶっ飛ばされる加島、とてもじゃないが耐えきれない一撃、木へとぶつかる!
更にもう一匹で追撃を!
「加島ぁああーーー!?」
「はぁ……はぁ……、ふひひ。オマエぇ……っ、とても良いペットを飼っているなぁ――」
俺がすぐに【ショック】で遅らせるが1体がこちらへ来るから。木がへこむ程になりぐったりとした彼女は動けずで、トロールに頭を持たれ「あぁ……、こいつ、人間にもなれるし獣人でもあるのかぁ? そんな訳がないが、だが確かに召喚しているのだから化かしていたわけではない。そうのハズだよナァ……?」ほぉぉ……?
非常に業深くて興味深いという目をするんだ。しくじったか、加島だった、こいつは生け捕りにする気で今まで――。
俺の横をすり抜けてく貴族は舌を出してて、攻撃は……攻撃――。
「その分不相応な羽をどうやって剥ぐかと思ったがナァ、良いな……、ちょうど良い。――象徴だよ――。常々思っていたんだ、庶民なんてのはペットだろうに……、良いな、良いさ、さぁこの女を寄こせ……っ俺の権力の象徴たる召喚獣にしてやろうか――ッ!」
なんとか彼女が守った子猫を蹴とばした、踏みつけて。そのまま失神しかけの加島はヨシリスに捕まってしまうんだよ。
「さぁ、では契約だ。お前には光栄な事だぞ下民、ソレを有意義に使ってやる……そうだ異世界のくせに――しかも平民風情が色々いろいろとぉ―――」
思い出しムカつき子猫を踏みにじり、抗う加島の髪を掴むヨシリスは。だがそれでも子猫は庇ってくれた少女へと手を伸ばし必死に「ぐぅ――、ヤメロ猫たちも、加島、加島ぁあああ!?」
だが叫ぶ俺にトロールの1閃、2閃。さすがに厳しいか、肉で埋められ視界が消え始める。5/10が2体も目の前で、しかしなんとか丸く収めねば、いや――。
でもココでは俺すら全力を出さねばならないだろう、しかしトロールにぶっ飛ばされて腕の痛みが本格化してしまい加島がナイフを刺されて出血してて。
紋章を直に刻むよう、悲鳴を上げるのを。
「さぁ、では俺が王として相応しいチカラを! まずは全員の前でひん剥いてやろうかぁ――」
引き裂かれる、体ごとギアスとするあまりのムゴたらしさに召喚術師たちが恐れおののき逃げて行き、このままでは。
ソレム・オース――ギアスと簡単に言ったが、正式名称は。
風が変わるから、異様な――。
ちなみにギアスはあのアニメ、コードギアス反逆の――の固有名詞です。
その大元はギッシュという魔術契約のような物だそうですね。




