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のんびりスライム道中 ~エルフの少女とのんびり世界を旅します~  作者: 千両


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11/19

11 名前は募集中

(無事に進化出来たみたいだな)


 魔力探知を使って、まずは自分の姿を客観的に見る。

 体の色は緑が少し濃くなった程度の変化だ。

 そして、頭の上に太めの枝が突き刺さっている。


(いや、枝っぽく見えるだけで体の一部か。柔らかいし擬似枝だね)


 枝を型どっているだけで、枝が生えた訳では無いようだ。

 続いてステータスでもしっかり確認していく。


(ちゃんと、使えるようになっててくれよ!)



種族: 自然スライム【名前募集中】

  レベル 36

  体内魔力量 3560


称号【甘露】

 

 スキル

  生産 D

   スライム蜜生成 D

   スライム万能薬 (序) D

  吸収 D

  貯蔵 C

  粘力 C

  魔力探知 C


 スキルポイント 1


 ユニークスキル

  現状把握 A



 スライム万能薬 (序):D

 スライム密と太古の葉の相乗効果によって強化された薬液を生産出来る。

 自己治癒力を上昇させることで、幅広い状態異常を回復させられるが効果はまだ低い。

 潜在能力を引き上げる効果も残っている。



(よし。ちゃんと生産にスライム万能薬ってある。これは予想以上に期待できるぞ)


 善は急げとばかりにスライム薬を生成すると少女に飲ませる。

 すると、蜜の時とは別で少女は飲んだ後に少し苦しそうにもがく。


(ええぇ! だっ、大丈夫だよな?)


 不安を覚えて少女の顔を覗き込むと少女が目を開けた。


「⋯⋯⋯⋯」


 あの溢れ出る様な魔力はすでに収まっている。

 しかし、まだ意識がはっきりしないのか少し目は虚ろだ。


(おーい! って待て、スライムってモンスターなのか? 意識がはっきりしたら「スライムだ殺せー」とかならないよな?)


 この状況になって初めて、言葉が通じるのか。

 そして、そもそも自分が言葉を発せられない事に気付く。


(蟻に対して心の中で感謝することはあったけど、会話するって発想が無かったから気が付かなかった。やばい、この状況どう説明しよう)


 今更の事実に頭を抱える。

 すると、少女が手を伸ばして俺を抱きしめた。


「⋯⋯スライム⋯⋯きれいな色⋯⋯ティト⋯⋯」


 良かった。

 とりあえず、スライム・即・斬ではないようだ。

 そう安心しかけた瞬間、体の中に強烈に魔力が流れ込んでくる。


(ぶわぁぁぁあ! えっ、待って! はっ、破裂しちゃうーーー!!)


 お腹いっぱいの所に無理やり食べ物を詰め込まれるような、強烈な魔力による蹂躙。

 鳴り響くレベルアップの音は破裂までのカウントダウンにすら思える。

 逃げようにも抱きしめる力が以外に強く、抜け出すことができない。

 いきなり訪れた絶体絶命な状況に、頭の中で『魔力の過剰供給を受けて、あなたは死ぬ』の幻を俺は見た。

読んでいただきありがとうございます。

今回、短めで申し訳ありません。

よかったら、ついでに評価もお願いします。


毎回、喜んでいます。

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