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4月2日 図書館開設記念日
ついに図書館が出来る。
私は喜んでいた。
司書として勉強してきての夢が生まれ育った村に図書館を立てることだった。
故郷に錦を飾ることが出来て私は鼻高々だった。
私が村に戻ってきたときは多くの村民が向かい入れてくれて、図書館が出来るまで多くの村民が見学に来た。
開館の日を私は心待ちにしていた。
開館の日、私は茫然と立ち尽くしていた。
来館者0人。
時折、雑談に来るおばさんたちはいたもののだれも本を借りてこなかった。
それから休館日に慌ててあたりを回った。
本を借りない理由は単純で本に興味がないといったものだった。
私はいま使命に燃えている。
この村に本を根付かせようと。




