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3月17日 漫画週刊誌の日

 島で唯一の漫画雑誌を置いてあるその店の店主は漫画が嫌いだった。

 理由はわからない。

 特に僕たち子どもが漫画を買おうとするといやな顔をした。

 ある時など雑誌を隠された時もある。

 それでも島で唯一の本屋なので仕方なくそこから買っていた。

 それでも漫画が置いてあるのは、この島に本を配送している業者が漫画を毎週ねじ込んでくれているからだった。

 そんな攻防を毎週続けていき、僕たちは嫌な思いをしながら大人になった。


 大人になり、嫌な顔をしなくなった店主の顔を見て、ふとそのことが気になり思い切って聞いてみた。


「昔、なんで漫画をすんなり買わしてくれなかったの。」


 そういうと店主はニヤリと笑ってこううそぶいた。


「そっちのほうが漫画みたいで面白いだろう。」


 この店主は何もわかっていないのだろう。

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