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じじいと友達

バトモンとやらは概ね理解した

後はどうやって風属性を布教するかじゃのぅ

それ以前にフウゲツ様にこのカードが怒られねば良いのじゃが

「お前をグループに誘って正解だったぜ、勿論弱っちくても仲間外れにはしないけどな」

そう言って仕切り屋の子がワシに握手を求める

「俺はクラマ、グループのリーダーだ、よろしくな」

そう言えばお互いに自己紹介しとらんかったのぅ

「ぼくはカタナです、よろしくなお願いします」

ワシはクラマの手を取って握手に応える

ソードの名はここでは大した意味は無かろう

その後もグループのメンバー全員の自己紹介を受ける

グループと言っても所詮は子供の集まり、ワシも含めて七人しかおらんがのぅ

ワシ以外にも小さい子は居る様だしグループの雰囲気は中々悪くは無さそうじゃ

時々暇潰しとしてバトモンに興じるのも悪くは無さそうじゃな

『このゲーム、魔力を魔道具であるカードにに頻繁に注入する事から見た目によらず魔力の基礎値の底上げや魔力コントロールの練習には適している様です』

ガイダンスさんが教えてくれる

これを開発したマナなりに魔法使いの基礎教育法なのかも知れんのぅ

「そろそろ食堂に行かないと遅刻するよ?」

最初にワシに声を掛けてくれた男の子、ジコがみんなに声をかける

しっかり者じゃな

こういう子が一人いると大分違うからのぅ

「やべっ、折角スタンプ先生から貰ったスタンプ無くなっちゃうぜ」

クラマがそう言うとみんな蜘蛛の子を散らすよう様に寮に帰っていく

「俺達何時もここでバトモンやってるから何時でも遊びに来いよ」

クラマは手を振りながらそう言ってくれる

早くも友達が出来て嬉しい物じゃのぅ

ワシはポケットにフウゲツ様ライトを仕舞うと食堂へ向かった

元々食堂に向かっておったからのぅ

食堂は珍しく一年生の別クラスと同じじゃった

「みんな揃ったね、今日は予防接種頑張ったご褒美にご馳走出すからね」

スタンプ先生が言う

そう言えばそんな事もあったのぅ

「久しぶり、カタナ」

レバニラくんが声を掛けてくる

今日はレバニラくんのクラスと同じ食堂らしい

「こんばんわ、レバニラくん」

ワシは久しぶりのレバニラ笑顔でくんに笑顔で応える

久しぶりと言ってもまだ3日くらいしか開いてないのじゃがのぅ

「カタナ、そいつ誰だ?」

ワシとレバニラくんが話をしているのを見て気になったかバンゾーが声を掛けてくる

「彼はレバニ…ライバくん、ぼくの友達だよ」

ワシはバンゾーにレバニラくんを紹介する

「で、彼はバンゾーでぼくの弟子だよ」

ワシはついででレバニラくんにバンゾーを紹介する

バンゾーの扱いが悪い?

バンゾーじゃから良いんじゃ

「べ、別に弟子になった覚えは無いからな」

そう言ってバンゾーはそっぽを向く

「ところでさっき君が公園で遊んでいるのを見掛けたがバトモンをやっているのかい?」

レバニラくんが言う

彼の師匠であるマナが作ったゲームと知れば興味も出るのじゃろうか?

「マジか、バトモンやってんのか?」

その言葉にバンゾーも食い付く

人気なのじゃのぅバトモン

「先程上級生に誘われまして始めました」

ワシは経緯を説明する

「バトモンは師匠が作った魔力増強法でぼくもやらされててね」

意外にもレバニラくんも駄菓子屋の玩具に興じていたのには驚きじゃ

それにしてもやはり魔法使い育成ツールじゃったか

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