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契約者旅団

 『特別第一旅団(契約者旅団)創設案』 


 作成:参謀本部作戦課長ヘンリー・モロイ

 2578年1月23日


 現在目下推進中のユトダイン陸軍師団増設及び機械化計画に付随して、更なる軍備増強の為、戦闘型契約者による特別第一旅団の設立を意見具申す。


 建設案は以下の通り。



 1.編成


 契約者約1800名から成る独立歩兵連隊、人員300名・戦車80両から成る戦車大隊、人員800名・戦車185両から成る戦車大隊、人員650・車両130から成る野砲兵大隊、人員190名・車両15から成る工兵中隊。


 

 2.目的


 各師団に少数の契約者を分配せしは各個撃破の恐れあり。1800名の契約者を同一旅団に集結し、膠着せる戦線の戦局打破、或いは電撃戦の急先鋒として敵国防衛線の突破に利用するが得策なりと考う。又個々の戦闘に長ける契約者旅団は、都市攻略戦の如き隊列の分断され易い市街戦にて大いに其の効能を発揮すると予測される。ヘルト帝国との戦力比を覆すには、契約者旅団の存在は必要不可欠なりと確信す。


 

 3.契約者の招集


 現下法令では18歳未満の徴兵は不可なりし為、兵役法の一部改正を早急に行う必要あり。この際ユトダイン王国の全男子及び、男女を問わず全契約者の徴兵を可能と定め、実質的には12歳以上の契約者を戦時に限り招集するが妥当なりと感ずる。



 以上、契約者旅団の創設は法改正を伴う大事業が為、迅速なる対応を所望す。

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