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生者か死者か  作者: 近道メトロ
第二章:街へ
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がらくた整理とその頃のジェスロ

主人公の本名は貴族がどんな名前なのかを調べて面倒そうな所を削って作ったとても雑なもの。

次作を作るときは完結まで作ってから投稿するべきだと心から思った(小並感)

 修理の終わったガーディアンと義肢、ついでに付いてきたリハビリと実用を兼ね備えた武器から箸まで色々揃った道具類を受け取り車に戻り放り込んでいく。

 ガーディアンはトランクケースに小型化出来るが戦闘義肢はそういう機能が付いておらずとりあえず自分の寝床の反対の座席に置いておいた。


「どっこいせ。ふぅ、片付け完了」


 ルイスに言われたことも終わり今日一日自由時間になった、また寝床に横になり眠ろうとするがどうにも眠気がささない。

 かといって何処かに行こうにもここの地理は全く知らないので下手に動いたら間違いなく迷子になるだろう。


「はぁ」


 ため息をつき体を起こし車の窓から家を見るがべべの企業秘密というのは静かなもので物音ひとつしやしない。

 反対に道路を方を見るが灰冬の影響で物流が止まって暫く経っているせいか買い物をしている人が多少、掃除の依頼か掃除道具を持ったガーディアンが数人といったところだ。


「暇だぁ平和すぎる」


 そう呟くがフラグになることもなく静かに時間だけが過ぎていった。


 ─ジェスロ&ルイスside─


 リーシャが防具屋でロボットと共に腕を弄っていた頃、ジェスロ達は自分達の泊まっている宿に戻っていた。人気の無い路地を五、六個進んだ先にありジャックに選ばれた宿だ。

 リーシャには拠点として自分の家を買わせたが何分依頼で町を変え続けるが冒険者の生き様なので固定拠点を簡単に作るわけにもいかないのでこうして宿に追加の宿泊費を渡していた。


「一月分」

「銀貨二十枚」

「ほら」


 ジェスロは宿で金を払い椅子に座る、正面の席にはルイスが座りこの宿限定の木苺酒を頼んでいる。


「おい、まだ依頼は続いてるんだぞ」

「そんなの気にすんなって、いつまでも気を張り詰めてたらいざって時に失敗するぜ」


 ルイスはだらりと椅子に寄りかかり木苺酒を呷って寛いでいる、ジェスロをそれを一瞥してジャックから渡されたちょっとした山のようになっている資料に目を通していた。

 資料には以下の事が書かれていた。


 『 本名:ドゥーカ=リーシャ=アルチバルト=フィオリーナ

 出身地:王国中央都市パールヴァティ南の自領

 好物:ブルーベリーケーキ

 行方不明になったときの服装:最初の領土視察の為に作られた姫騎手ドレス

 護衛:アルチバルト領の正規採用の青いガーディアンに所属を示す赤い鳥のワッペン』


 他にも色々と細かく書かれているがそんなものよりもずっと厄介な事が最後に書かれていた。


 『もしリーシャを探している者を見つけたら私に報告して監視すること、無理なら秘密裏に処分しろ。絶対に連れ戻されるのだけは避けなければならない。』


「暗殺も込みでの依頼か……あと五年も年とってたらこんな依頼は受けなかったんだがな」

「何言ってんだ?俺らもうすぐ四十だぞ?」

「ま、だ!三十九だ、あと半年は残ってる」


 ジェスロはルイスにそう言い返すも灰冬やら依頼での移動等であっという間に時間が過ぎていくのでルイスの言う通り半年なて直ぐに過ぎてしまうだろう。


「兎に角、中央から追っ手が来るなら次の物資輸送車だろうからまだ一週間余裕がある、消音武器の手入れをしておけよ」

「分かってるって」


 そんな話をしている内にルイスが木苺酒を飲み終え資料を手に読み漁り始める。


「はっ、死体遺棄の場所まで指定されてんな」

「ここまでしておいて領主との協力体制を作ってないのか」

「貴族にバレるのが不味いから俺らみたいな奴に仕事させるんだろ」

「それもそうだな」


 ジェスロは資料を読み終え封筒の中に仕舞う。この封筒は情報保護の為にもう一度開こうとすると開いた対象も含めて聖炎で焼くという恐ろしい物だ。


「で、これは何処に仕舞っとけばいいんだ?」

「封筒に小分けにして店長に渡しておけとジャックが言っていた、俺はそろそろリーシャの様子見をしてくる」

「……おい、これ俺が全部やるのか!?」

「そうだ」

「追っ手の件はまだ大丈夫何だろならまだ、おい?ちょっと?」


 手を伸ばすルイスを無視してジェスロはさっさと宿を出ていってしまった。

 

いつも通り遅い上に進展がないストーリー、次はその頃の勇者のお話を書こうと思ってる。

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