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生者か死者か  作者: 近道メトロ
第二章:街へ
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ガーディアンMk2

 結局その日は車で寝て朝を待った。


 起きたときには既に二人とも居らず車の中から外を確認すると家が見えるので車は置いたままだったようだ。

 しかしたとえここが多少見知った場所でも来て数日の法も知らん街なので二度寝するくらいしかやれることもない。


『活動を確認』

「ふぁっ!?グヘッ」


 二度寝をしようとしたところで知らない声が直ぐそこで聞こえ驚きのあまり椅子から転げ落ち顔面を打った、それで気付いたがいつの間にやらガーディアンが脱げている、そして着替えてある。少なくとも自分で脱いだ記憶はない。


「活動を確認って、言うの遅いっつの」

『録音メッセージを再生します』


 辺りを見渡して音の発生源を探してみると反対側の椅子にケータイの様なものが置いてあった、センサーっぽいのがこっち向いて音声もこれから出てるので間違いないだろう。


「ケータイっていうかボイスレコーダーだな」

『あー、あーマイクテスマイクテス、動いてるか?まあいい動いてなかったら後で確認すりゃいい』


 さっきとは違う声が聞こえてきた、聞き覚えのある声。ルイスの声だ。


 『防具屋にお前のガーディアンを修理に預けてる、それとお嬢さん用に追加装備を大量に注文したから両方とも家の地下に運んどいてくれ。まぁ、所謂初めてのお使いってやつだ』

「お前にはそんなガキに見えてたのかルイス?それとも世間知らずな俺への気遣いか?」


 確かに俺はここの事をなにも知らないし単独で外に出たこともないので実際初めてのお使いだがいざそう言われるとなんかむしゃくしゃする。

 後裸を見たようなので後で目潰ししとくとする。


『受付に向かうんならレコーダーの下に置いてある紙を忘れんなよ、これがなきゃ色々と面倒だからな』

「レコーダーの下、これだな」


 言われた通りボイスレコーダーの下を確認すると確かにそれらしい紙が有った。

 番号札の紙バージョンみたいのがそのまんま持ってっちゃって良いのだろうか?


「面倒くせ、なるようになれだ」


 俺は静かに扉を開けてこそこそと移動して防具屋に入る、どうやら転生しても根本のコミュ障は治ってなかったらしい。直ぐにでも顔全体を隠す何かが欲しい。

 防具屋には既に数人受付に居たので視界に入らないように端の方を通って受付の一つの前に立つ。


「いらっしゃいませ、ご用件を」

「これ」


 少し離れた他の人に聞こえないように声を出して紙を渡す。


「承りました、右奥の部屋ににお入りください」


 そう言われたので前とは反対側の右側から防具屋の奥に入っていく、すると奥から俺の半分くらいの大きさの逆間接の脚に四角い箱を着けたようなロボが近付いてきた。


「リーシャ、様、案内」

「えっ、そういう感じ?」


 そう言ったロボは後ろ向きのまま奥に進んで行くので、一瞬怯んだが遅れるように後を着いていった。

 着いていった先で部屋に入る、中には複数の箱とカプセル状のケースに入った展開されたガーディアンが有った、なんだか色々とパーツが付属して艶が増してる気がするがあの見た目は俺のガーディアンの物と酷似している。


「何か増えてる?」

「内部、記録、能力、強化」

「えっと、つまりガーディアンに入ってる戦闘記録的なやつでアップグレードしたってことか?てか俺の戦い見られてんの?恥っず」

「概ね」


 合ってるらしい。

 あんな作戦もなにもない酷い戦い方をじっくり見られてしまった、もうお婿に行けない。


「ガーディアン、確認、要請」

「落ち着け、素数を数えろ。えっと……2?」

「確認、要請」

「グフゥ」


 顔を覆ってしゃがんでると頭の上に乗ってきた、本当に正規品のロボなのだろうか?

 ロボを頭から振り払いじりじりと近寄ってくるロボを尻目にケースを触る、するとケースが開きガーディアンと俺の間を遮るものが無くなった。


 早速俺はガーディアンを装備した。

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