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生者か死者か  作者: 近道メトロ
第二章:街へ
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暗黒に挑む者

 視界が霞みダークネスローチが殆ど見えないがディスプレイに輪郭が表示される、お陰で俺の目は的確に奴を捉えられる。


「さあ穴だらけにs」


 喋ってる最中に電磁投射砲が連射され壁に打ち付けられる、ガーディアンの装甲で貫通はされないが体が小さいせいで威力に耐えきれず体が持ち上がる。

 痛みはないので敵の連射が終わった瞬間に素早く身を翻して近くの段ボールを遮蔽に身を隠す。遮蔽の向こうでも輪郭は出続け場所を特定は容易に出来た。


「優勢なんだから手加減しろよくそが。と言っても虫なんぞに分かるわけないか、今の俺も虫みたいなもんだが」


 ダークネスローチは動かず此方に砲口を向け続けている。ディスプレイには充填を開始と表示されるので最初に撃ったやつをやるつもりなのだろう。

 俺は手短な残骸を投げて刀剣を握り一気に駆け出す、ダークネスローチは充填弾と通常弾を撃ち込み残骸を粉々にする。俺はその間に大体後半分というところまで着いていた、しかし何時までもその場に立ち止まってはくれず大きな羽を広げ空中に飛んだ。

 しかも奥に踏み込んだせいで大量の雑魚ローチが飛び出してくる。


「だがこれで得意の砲は使えまい!」


 事実、ダークネスローチは移動しながら砲を連射しているが半分以上の弾は雑魚ローチに吸われていた。それでも当てて来るのは長年生きてきた勘だろうか?長年生きてきたか知らないけど。


 ・ダークネスローチは手足の間接と胴体と頭部に脳を持ちその全てで簡易的な演算を行える。


「だから一面ボスじゃないだろこの能力!」


 勘じゃなくて単純な脳ミソフル回転スタイルだった。時々当たった弾に浮かせられる体を根性で持ち直させなんとかサンドバッグになるのを避けながら近付いていく。

 しかしどうしても距離が縮まらない、ダークネスローチの羽の速度は俺の全速力に劣るが弾幕のせいでろくに近付けていない。何かしらの一撃が必要だ。


「弾をばらまく事しか出来んのかぁ!少しは殴ってきたらどうだこの能無しが!」


 弾を避けながら挑発するも聞く耳持たずひたすら距離をとり弾をばらまいて来る。

 だが転機は迎えられた、暫くしてあれだけ飛んできていた弾がピタリと止んだ、俺は直ぐ様ダークネスローチに向かって駆け出す。

 ダークネスローチは既に背を向けて逃げようとしていたがその場を陥没させる勢いで跳ぶことで無理やり距離を詰めその羽を切り裂いた、筈だった。

 ダークネスローチが体を回転させて直刀を躱したうえで俺の無防備な腹に蹴りを打ち込んで来た。

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