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生者か死者か  作者: 近道メトロ
第二章:街へ
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黒い悪魔と白い悪魔

きっと次回もGになるだろう。


「ギィイイ」

「うるせぇ」


 斬られたローチは全て奇声を上げるのにそれが部屋一杯に飛んだり這ったりしているのでどこに振っても直刀が当たってしまう。結果、絶叫が全く絶えないのだ、しかも減った様子も全く見せない。


「イライラしてくる、どんだけいんだよ」


 蜘蛛の時はじたばた暴れるだけで倒しきれたがローチ共は蜘蛛より大きくわざわざ悲鳴を上げてから死ぬくらい丈夫だ、あの時の様な装備では簡単に喰われて再生と死を繰り返す無間地獄になっていただろう。ガーディアンと直刀様々である。


「ふんっ!」

「ギッ」


 それでもガーディアンの力込みで殴るなり潰すなりすれば倒せはする、しかしこれだけ体液を浴び続けると装甲の隙間から少しずつ染みてくる。変な匂いがする上に煙が出て視界が曇る。


「ゲホッ、ペッ」


 吐いた唾液がフィルターに吸い込まれる、ディスプレイには毒状態と表示されるが再生で駄目になった部分をさっさと回復させるため注意することはない。


 あまりにも数が多いので壁を気にせずガーディアンパワーで中身満載の段ボールをぶん投げたりフォークリフトで殴り付けたりしてローチを殺し始める。フォークリフトが壁を壁や床にぶつける度にその場所から光が点滅する、何か意味があるのだろうか?


 さすがにフォークリフトで殴り続ければ数も減り段々と遠くから撃ってきていた奴等の姿も見え始めた。


「見ぃつけたぁ」


 そいつらはさっきまでの奴等とは違い体が白く長い尾が付いていてそこから体液を飛ばしているようだ。それに向かって俺はフォークリフトをぶん投げた。


「死にさらせぇ!」


 フルパワーで投げたフォークリフトは着弾した付近の敵を段ボールもろとも吹き飛ばした。しかしフォークリフトはその衝撃でバラバラになってしまった、もう範囲攻撃には使えないだろう。


「やっぱ剣だな、頑丈だし」


 近くのローチを切り捨てながらそう呟く。

 しかしそれほど時間が経ってもいないのにフォークリフトの辺りから体液が飛んできた、それを躱しながら飛ばしてきた奴を確かめるとフォークリフトを投げる前とさほど変わらない数の白ローチが出てきた。

 フォークリフトの下からは白い煙が出ていた。


「ふざけんなや!」


 劣勢は状況に完全にぶちギレ体勢を低くし相手に向かって跳躍した、迎撃に飛んでくる体液をもろともせず俺は白ローチの一匹を蹴り砕いた。

 筈だった。


「は!?」


 足が当たる瞬間、白ローチの姿が歪み数匹の太った黒ローチに姿を変えたのだ。


「身代わりぃ!?忍者かよ!」


 突然の事で対応できず黒ローチを蹴り砕く。ぐちゃぐちゃになった黒ローチからは白い煙と体液が溢れ俺の足に纏わり付いた。

日記要素:1月7日、炊飯器で飯を炊いたんだが何故かピーナッツと納豆を混ぜて海苔をまぶした様な物質が出来たんだ、米と水しか入ってなかった筈なのに。

やっぱり4日間放置が駄目だったんだろうね。

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