戦闘訓練の始まり
やっと始まる戦闘回、しかし半分以上説明回
「それでは戦闘訓練について説明をs」
「いい、時間が勿体ない俺が案内しながら説明する」
「……分かりました、では後はお願いします」
「リーシャ、着いてこい」
「分かりました」
小走りで歩き出すジェスロの後ろを着いていく。
「やることは簡単だ、目の前にいるやつをそいつが参ったと言うまでぶっ潰す」
「私、戦闘はまだ全然なんですけど」
「ガーディアンをしっかり使え、その為の最新型だ」
「使えと言われてもまだ着るくらいしかしてないのですが」
少し歩き俺達は外に、周りが壁に囲まれているので正確には中庭?に着いた、ここが訓練場のようだ。
地面は平らでグランドの様に固くなっている、訓練場の中心に一人のガーディアンが立っている。
「遅かったじゃないか」
「なんだ、黒竜の騎士か、リーシャ、そいつ雑魚だから適当で構わんぞ」
「え?」
「ほう、この俺を雑魚と言うか、良いだろう、貴様、生きて変えれると思うなよ」
黒い竜を模した見た目のガーディアンは正面にいる俺に対してガーディアンと同じ様に黒い十文字槍を構える。
対して俺は片手では振ることも厳しい黒い直刀を構える。
「……何してる?早くこい」
「あの、その、剣を使う戦いもガーディアンを使った事もないのでどうすれば良いのか」
「……そうか」
すると黒竜の騎士は槍を地面に突き刺しこっちまで来た、そして俺の腕と足、胴体も触る。
「えっと」
「ふむ、インセクトタイプか、左腕には何もついてないようだが?」
「左腕は動かせないんですよ、だから思いきって取っ払いました、詳しい話は秘密です」
「聖炎か、ではまずそのフードをもっと深く被れ」
「なんで分かるんですか?それとこのフードをこれ以上深くしたら前見えませんよ」
「いいからやってみろ」
「分かりましたよ」
フードを無理やり被せようとするので自分から確り蓋をするように深く被るとカシャッと音がして白いフェイスガード(現代のフルフェイスヘルメットとかに使われるシールドの部分)が出てフードを押し上げた、更にフード自体が締められて兜の様になった。
叩いてみると金属の様な音がする。
「ちゃんと動いたようだな、では来い、羽虫がどこまで戦えるか見てやろう」
「まだ使い方分からないんですが!?」
「来ないならこちらから行くぞ!」
「さっきまで話し聞いてくれたのに!」
黒竜の騎士は上に大きく跳躍して槍を叩きつけようとする、俺は全力で横に回避しようとして足に力を入れる、すると何かが動く音がして訓練場の壁まで飛んでいた。
勿論こんなことは初めてなので壁に全身を叩きつけ悶える、しかしガーディアンのお陰で傷はなかった。
「これがガーディアンの力ですか、ゲホッ、ケホッ」
「理解するにはまだ早い、戦いは始まったばかりだ」
立ち上がった俺は槍を構え直す黒竜の騎士に向かい壁を背に片手で直刀を構えた、今度はガーディアンの力で確りと握りしめる。
戦いは始まったばかりだ。




